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 三菱UFJメリルリンチPB証券は2008年5月,コグノスのBIツール「IBM Cognos 8 Business Intelligence(以下Cognos 8)」を導入し,販売/経営分析システムを稼働させた。サーバー・リソースの有効利用を目的に,既存のサーバー・マシンにヴイエムウェアの仮想化ソフトの「VMware ESX Server」を導入。この上でCognos 8を動作させた。資産運用のニーズが多様化するなかで,営業管理と経営管理業務の効率化を図り,顧客サービスの向上につなげる。当初は営業部門と財務部門が導入し,今後は他部門にも利用ユーザーを拡大する方針。

 同システムは,顧客の属性や資産データなどを分析し,最適な提案レポートや営業戦略の立案に役立つ経営分析資料を自動作成する。BIツールにはCognos 8を採用。これを仮想環境上のゲストOS「Windows Server 2003」で動作させ,画面上から分析・レポート機能を操作すれば,顧客データベースなどからデータを抽出し,仮想環境上でデータ分析およびレポート作成を行う。

 同社の営業部門と財務部門はこれまで,他社製のBIツールを採用していたが,今回これをCognos 8に刷新。同社はツール選定の理由を(1)データマートの構築とレポート作成が容易,(2)アクセス管理などセキュリティ機能を装備,(3)既存の社内システムとの連携が可能,(4)クライアント側へのアプリケーション配布が不要---の4点を挙げている。

 導入プロジェクトの検討は2007年6月に開始し,同年9月から開発に着手した。システム開発は日立東日本ソリューションズが手掛けた。