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 東京海上日動火災保険は経理システムを刷新,2008年5月から本番稼働を開始した。従来のメインフレーム・システムから,ERP(統合基幹業務システム)パッケージを用いたオープン・システムに移行し,四半期決算プロセスの正確性や統制レベルの向上,決算事務作業の効率化を実現した。

 新システムは,本社経理部門を含む全国約400人の経理担当者が活用する。本社の経理部門では,決算事務作業の効率化やステータス管理を実現。加えて,決算シミュレーションの実施などによる決算作業の精度向上を図っている。また,ユーザーがシステムを利用したログを一元管理することで,経理業務における内部統制も強化している。

 全国の利用部門では,会計の締日の翌日から会計データの参照・分析が可能になる。これにより,これまで本社経理部門から月次で配布していた数百種類の紙の帳票類を廃止するなど,業務効率を改善した。

 ERPパッケージには,日本オラクルの「Oracle E-Business Suite」を採用。ハードウエアは,日本IBMのUNIXサーバー「IBM System p」を中心にシステムを構築した。新システムは,東京海上日動システムズと日本IBM,IBMビジネスコンサルティング サービスの3社が協業で開発した。