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 資生堂は,国内化粧品事業向けの新マーケティング・システムを6月に全面稼働させた。同社の取引先である約10万店舗への出荷データや店舗のPOSデータを統合管理。営業担当者や経営幹部といったユーザー約5000人が,販売データをほぼリアルタイムで分析できるようにした。ユーザーは,月次処理を待たずに,ブランド,製品,地域,販売チャネルといったさまざまな観点で,売上や損益,在庫などの情報を把握できる。

 新システムでは,日本オラクルの「Oracle Business Intelligence Suite Enterprise Edition」を採用。データベース全体の容量は24Tバイトで,いくつかあるデータベースのうち最大のものは,最大で13億件以上のデータを管理するという。

 プロジェクトは2006年末にスタート。これまで販売分析や市場動向の把握に利用してきた,200種類以上の既存システムの棚卸しを実施した上で新システムに統合した。システム開発は,新日鉄ソリューションズが担当した。