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 埼玉県に本拠を置く武州ガスは2008年6月,約60種類の業務システムのデータを統合し,それらを基に集計・分析するシステムを構築した。同社が提供するコンロや給湯器,床暖房を利用する優良顧客の特定や,リコール対象のガス器具利用者を特定するなど,顧客情報の分析につなげるのが狙いだ。

 新システムでは,プラットフォームや開発言語が異なる60種類の業務システムから各種データをバッチ処理で抽出・変換し,統合DBに転送する仕組みを構築。その上で,ウイングアーク テクノロジーズのデータ分析ソフト「Dr.Sum EA Datalizer for Web」をベースに,データ分析や帳票出力機能を持つシステムを実装した。具体的には,顧客情報を管理する「ホストシステム関連」や顧客別の工事進捗状況を管理する「工事受注システム関連」など17種類の分析・帳票出力機能を備えた。

 2007年12月にデータ統合用のサーバー機やデータ分析ソフトなどを導入し,2008年2月に社内システムで一部の分析・帳票出力機能を公開。2008年6月に17種類の分析・帳票出力機能のすべてを公開した。これにより,例えば6時間程度かかっていた約30万件のデータを集計する作業も5秒程度で行えるようになったという。