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 住友スリーエムは、2009年中に自社ウェブサイト上のオンラインストアで扱う商品数を3倍に拡充する。同ストアは2008年11月に開設。2009年3月上旬現在で350点を販売している。これを1000点に増やす予定だ。今回拡充するのはペット関連など日本未発売の製品が中心。法人向け販売が約8割を占める同社において、ネット直販は最終消費者などへ直接販売できるテストマーケティングの場と位置づけているが、事業性の面でも「2009年中に利益をトントンに持っていきたい」(サイトの責任者であるコンシューマー・オフィスマーケットの中村隆夫シニアマネジャー)考えだ。

 これまでは、(1)既存商品で販売単位が異なるもの、(2)補修部品、の2種類が主な扱い商品だった。(1)については、マスクについて、10箱以上まとめ買いする需要がどの程度あるかなどを調べてきた。逆に、内装の仕上げクロスなどロール単位でしか販売していなかった商材を小分けして、研究開発部門などからの試験目的の需要をつかむ取り組みもしている。(2)の補修部品は、在庫を持っている店舗が少ない地方からの需要に対応するためと位置づけている。

 今回扱う日本未発売商品もテストマーケティングが主な目的だ。こうした商品のテスト販売は地域限定で店舗販売するなどのやり方も考えられるが、包装や説明書を日本語にするのに手間がかかってしまう。オンラインストアであれば説明書をPDF形式で配布するなどの工夫で、より手軽にテスト販売が行える。「日本人に合うサイズだったかなど顧客の生の声を収集しながら、チャネル販売に展開するための有効な情報が集まる」(中村シニアマネジャー)と期待をかけている。