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三つのポイント

(1)データ・センター集中型でシステム運用を一元化

(2)基幹系と情報系で2種類のWANを使い分け

(3)本社移転を機にセキュアかつ便利なネットワーク作り

 繊維素材製造の「せんい」,合成樹脂や塗料原料を製造する「ケミカルズ」,軽量気泡コンクリート(ヘーベル)を製造する「建材」,住宅メーカーの「ホームズ」,半導体集積回路などを製造する「エレクトロニクス」,医薬品製造の「ファーマ」,人工腎臓などの「クラレメディカル」,ウイルス除去フィルタなどの「メディカル」──。

 旭化成グループは八つの事業会社からなる大手総合化学メーカーである。中国やシンガポールなどアジア地域,欧州,米国と世界中で事業を展開し,拠点は国内外合わせて約300に上る。パソコンの数にすると約2万5000台である。

 その旭化成が運用するネットワーク・システムは,多角的な事業展開と,それぞれの分野でのグローバル市場での成長を目指した,「変化に強い」ネットワークだ。

 事業会社の分社や統合,それぞれの事業会社内での組織変更,拠点の移動など,旭化成グループには組織面での変化が多い。事業会社の数だけ見ても,持ち株会社制への移行当初の7社が6社になり,その後8社になった。さらに2009年4月には9社に増える。このほか,国内外の企業や事業のM&A(合併・買収)も珍しくない。2008年には「こうした大規模な変更が3件ほどあった」(山形憲二郎情報システム部部長)という。

 「ネットワーク・システムはスピーディで効率的な経営を実現するためのツール。変化に素早く対応できなければ困る」(佐藤克彦取締役兼常務執行役員)。そこで構築したのが,データ・センター集中型で,組織に依存しないフラットなネットワークである。