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 マンション建設の長谷工コーポレーションは,設計図面や現場写真といったマンション事業に関するデータを扱う情報系システムを仮想化技術で統合する。3年後に運用コストを約40%,CO2排出量を約60%削減するのが狙いだ。

 同システムは,東京や大阪といった各拠点に点在する120台の情報系サーバーを,89台のブレードサーバーやラックマウント・サーバーに統合し,仮想化ソフト上で稼働させるもの。同社ではサーバーを統合しない場合,3年後に物理サーバーが183台に増えると試算している。統合は,既存サーバーのリース終了に合わせて3段階で実施。2009年4月に,このうち第1段階としてファイル・サーバーの統合を終え,稼働させた。

 仮想化ソフトには「VMware ESX 3.5」を採用。サーバー用途,要求性能に応じて四つの方式に分けて統合し,同時に大容量ストレージを採用した。具体的には,(1)仮想化ソフト,ブレードサーバー,大容量ストレージによる仮想集約方式,(2)ブレードサーバー,大容量ストレージによる物理集約方式,(3)大容量ストレージによるファイル・サーバー統合,(4)大容量ストレージによるバックアップ・サーバー統合――の4方式である。

 システムの設計/構築はTIS,運用/保守はアイ・ユー・ケイが手掛ける。