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 住宅メーカーのアキュラホーム(東京都新宿区)は、同社が組織する工務店ネットワーク「ジャーブネット」に加盟する約500社のうち、有志13社と共同で「リーディングプロジェクト」を開始した。このプロジェクトはジャーブネットのミッションである「日本の家づくりを変える」「品質・デザイン・サービスのすべてにおいて価値ある家づくりを適正価格で実現する」をさらに推し進めるためのものだ。プロジェクトの第1弾として、2009年9月から、長期優良住宅の基準を満たす「めぐる-S」と、550万円という低価格が売り物の「新すまい55」の2つの住宅ブランドを13社と共同で手がける。アキュラホームはプロジェクトに参加する13社に対し、品質管理や広告宣伝、購買、営業など10分野で支援を開始した。

 そもそもジャーブネットとは、アキュラホームが企画した住宅を施工・販売する地域工務店の集まりのことだ。500万円の入会金を支払って加入すると、建築や営業のノウハウと共同購入の建材提供を受けられる。現在およそ500社の工務店が名を連ねている。1998年の立ち上げから2009年3月までにジャーブネットによる住宅の累計販売実績は7万棟を超え、国内最大の工務店組織になっている。

 2009年8月に発足したリーディングプロジェクトは、アキュラホームがジャーブネットの有志13社と共同で先進的な住宅商品の開発・販売を手がける意欲的な取り組みだ。プロジェクトを通じて蓄積した技術やノウハウを、将来的にはジャーブネットの500社に横展開していくことにしている。アキュラホームの宮沢俊哉代表取締役社長は「3~4年前からこうした構想を持っていた。住宅作りの本質を突き詰めるプロジェクトにしたい。参加した13社にはジャーブネットの加盟500社の模範になってもらいたい」と語る。

 リーディングプロジェクトに参加する企業は、アキュラホームが意図的に多様な出身母体の工務店を集めた。その証拠に13社の企業規模や販売実績は様々だ。長年住宅販売を手がけている工務店もあれば、ジャーブネットに加盟するまでは住宅の建築に携わっていなかった工務店もある。営業地域も北は北海道から南は香川県まで幅広い。こうした様々なタイプの工務店の有志が1つのプロジェクトで切磋琢磨し、アキュラホームとともに住宅の先進モデルを作り上げていく。

 13社の1つである山里建設(群馬県高崎市)の山里昌史代表取締役は「2009年7月の(ジャーブネットの)全国大会でリーディングプロジェクトの存在を知り、すぐに立候補した。販売ノウハウをほかの参加企業から学びたい」と語る。