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 市進グループの業務支援サービス事業会社である市進綜合研究所は2010年3月、小中高生を対象とした学習・受験指導事業を首都圏で展開する同グループ向けに仮想PC型シンクライアントシステムを導入した。端末数は220台で、生徒に関する個人情報管理と内部統制を強化するとともに、システム運用コストを削減するのが狙い。

 同グループは従来、生徒の住所や成績といった個人情報を、運用ルールにより制限してPC上で扱っていたが、セキュリティを高めながら、効率的に情報を管理できる仕組みの構築を検討していた。また、これまでは情報システム担当者が、PCの設置場所へ出向いてPCの管理作業を実施していたが、新システムによってそうした管理負担も軽減できる。

 今回構築した仮想PC型シンクライアントシステムでは、仮想化技術を活用して、サーバー側でPCの仮想マシンを稼働させる。データもサーバー側に置き、端末からネットワーク経由で遠隔操作するようになっており、データの持ち出しやダウンロードはできない。仮想PCに対する環境設定やセキュリティパッチの適用といった管理作業もサーバー側でまとめて実行できる。

 シンクライアントシステムは、仮想PCを稼働させるサーバー6台と管理サーバー1台を運用している。仮想PC型シンクライアントシステムにはNECの「VirtualPCCenter」を、シンクライアント端末には同「US110E」を採用した。