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 大和ハウス工業グループでマンション管理を手掛ける大和ライフネクスト(旧コスモスライフ)は、建物の修繕工事の監理業務にスマートフォンを活用している。ウィルコムのWindows phone「HYBRID W-ZERO3(WS027SH)」を2010年4月に導入。7月までに東京、神奈川、埼玉、千葉の1都3県で20人の工事監理担当者が利用している。

写真●ウィルコムの「HYBRID W-ZERO3」で「SakuBiz」を利用しているところ
写真●ウィルコムの「HYBRID W-ZERO3」で「SakuBiz」を利用しているところ
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 同社は、マンションで大規模な修繕工事がある際に、工事の途中経過を報告する資料を作成するツールとしスマートフォンを導入した。ソフト開発会社のAXSEEDが開発した業務報告書作成ソフトのSaaS(ソフトウエア・アズ・ア・サービス)「SakuBiz」を、スマートフォンで利用している(写真)。

 監理の担当者は、修繕工事の現場に出向き、工事の進捗状況や設計書の指示通りに作業が行われているかどうかを視察する。その都度、業務報告書を作成し、顧客のマンション管理組合に提出する必要がある。

 そこで大和ライフネクストは、カメラ付きのスマートフォンを使って、この監理業務を効率化することにした。具体的には、担当者は現場の写真をスマートフォンのカメラで撮影し、視察後すぐにスマートフォンで写真付きの業務報告書を作成する。この業務報告書はExcelファイルに自動変換することができるため、修繕工事を担当する施工会社のパソコンとプリンタを使えば、その日のうちに紙の業務報告書を出力して顧客に提出できるというわけだ。

 「写真付きで分かりやすい業務報告書を、速やかに提出することで、サービス品質の向上につながる」。大和ライフネクスト 建設施設管理部長期修繕計画課の福田敬也マネージャーは、スマートフォン活用の効果をこう語る。従来は、担当者がオフィスに戻ってから業務報告書を作成し、Wordのファイルにデジタルカメラで撮影した写真ファイルを添付していた。そのため、業務報告書を顧客に提出するまでに1週間近くかかっていた。

 担当者はSakuBizの定型フォームに従って入力すれば、一定のフォーマットの業務報告書を作成できる。担当者によって業務報告書のバラつきがなくなり、「業務の標準化や効率化にもつながる」と、福田マネージャーは期待する。