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市川ロジスティクスセンターで稼働した新システム
市川ロジスティクスセンターで稼働した新システム
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 タカラトミーが20年ぶりとなる物流システムの刷新を完了した。グループの物流子会社であるタカラトミーロジスティクス(千葉県市川市)は2012年6月までに、計画していた刷新を全て終えた。自社開発していた旧システムからの切り替えを完了し、玩具出荷の最盛期を迎える2012年末のクリスマスシーズンに向けて本格稼働に入った。新システムの構築には、インフォアジャパンの倉庫管理パッケージソフトを使っている。

 2012年6月に刷新したのは「メーカー物流」と呼ばれる部分のシステム。これは、国内の玩具問屋向けに、カートン単位で商品を出荷する物流のシステムを指す。一方、小売店向けに、他社商品も含めてピース単位で玩具を配送する部分は「小売り物流」と呼ばれ、こちらは2010年8月に新システムを稼働済みだった。

 タカラトミーロジスティクスの物流拠点「市川ロジスティクスセンター」は、小売り物流と今回のメーカー物流の両方の刷新が済んだことで、名実ともに新体制に移行した。タカラトミーロジスティクスの松田吉康社長は新システムにより、「小売り物流とメーカー物流を一気通貫で運営できるようになった。センター内を全て同じ尺度で誰でも見通せるので、どこに問題があるのかが工程間の隔てなく分かりやすくなった」と話す。

 店頭の販売状況に応じて、タイムリーにセンター出荷するほか、在庫管理精度を高めて繁忙期の売り逃しを防ぐ。