ITレポート(キーワード3分間講座)
目次
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SOA
Service Oriented Architecture(サービス指向アーキテクチャ)の略。システム全体を「サービス」と呼ぶ部品の集合体とみなす考え方のこと。関連性のある複数のプログラムやコンポーネントを、「サービス」として部品化する設計思想を指す。それぞれのサービスの独立性を高め、システムに変…
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RFM分析
優良顧客を見極める分析手法。最新購買日、購買頻度、累計購買金額の側面から顧客の購買行動を分析する。販促効果を高めるうえで最も基本的な手法といえる。
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ネット音楽配信
電子ファイル形式の音楽をインターネット経由で販売するサービス。新型の携帯プレーヤーなどにコピーして楽しむ。著作権保護の課題があるが、米国で普及が進む。
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モバイルADSL
数Mビット/秒クラスのモバイル通信を実現する技術。「TD-CDMA」や、「TD-SCDMA」方式を総称してこう呼ぶ。ADSLと同様に、上りよりも下りのデータ通信が速い。定額制の次世代無線通信インフラとして期待されている。
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部品表
機械製品などにおいて、どのような部品や下位構成品、中間製品および原資材などから構成・製造されるのかという関係を示した表のこと。
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Globus Toolkit
グリッド・コンピューティングの実現に必要な機能を実装するための、サーバー・ソフト群とクライアント・アプリケーション開発用のライブラリ群の総称。グリッドの提唱者の一人、米シカゴ大学のイアン・フォスター教授が中心となって設立した業界団体Globus Allianceが開発した。
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検収
納入品が要求仕様に合っているかの検査のこと。システム開発においては、納品されたシステムの動作を検証し、仕様を満たしているかどうかを判定する作業を指す。検収が済むと、受注者に費用を支払うことになる。現在、システムを内部だけで開発しているユーザー企業はほとんどない。開発の全部または一部を外部に委託する…
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SOA
情報システムの機能を業務プロセス単位で部品化してネット上に公開し、これらを連携させてシステムを構築する手法。経営環境の変化に素早く対応できることが特徴。
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CRM
Customer Relationship Management(顧客関係管理)の略で、企業が見込み顧客あるいは既存顧客との関係を作ったり強化する手法を指す。顧客一人ひとりのニーズや属性を把握し、適切なタイミングで商品やキャンペーンの情報を提供したり、サービスを実施できるようにする。それによって商…
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IEEE802.1x
IEEE(米国電気電子技術者協会)が標準化した、ユーザー認証の仕組み。EAP(Extensible Authentication Protocol)という、認証プロトコルと組み合わせて利用する。LANスイッチや無線LANのアクセス・ポイントなどが802.1xの機能を搭載。認証に成功したクライアント…
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ナレッジ・マネジメント
社員一人ひとりが持つ知識(ナレッジ)を収集し、組織として共有・活用を目指す活動の総称。これまで特定の個人しか持ち得なかったナレッジを共有し、組織としての創造性や生産性を底上げすることを目指す。KM(Knowledge Management)と略記することもある。その原点は、一橋大学の野中郁次郎教授…
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ZigBee
半径数十メートル以内(パーソナル・エリア)にある機器間の通信用として考案された無線通信の新技術。ジグビーと読む。
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ソフトウエア会計基準
ソフトウエアの開発にかかったコストを、会計処理する際の基準の通称。大蔵省(現在の金融庁)の諮問機関、企業会計審議会が1998年3月に取り決めた「研究開発費等に係る会計基準」のなかで、研究開発費に関する基準と合わせて示した。
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CPFR
メーカーと小売店が在庫削減や欠品防止のために協力し、それぞれが出した商品の需要予測結果を持ち寄って的確に在庫を補充していく取り組み。
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MDA
プログラミング言語や実行環境に依存しない形でソフトウエアを作成できるようにする開発手法。MDAはModel Driven Architecture(モデル駆動アーキテクチャ)の略。オブジェクト指向の標準化団体である米OMG(オブジェクト・マネジメント・グループ)が2001年に提唱した。MDAに沿っ…
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ファンクションポイント法
ソフトウエアの規模を見積もる手法。利用者の視点に基づき、客観性の高い数値が算出できるため、ソフトウエア開発費の見積もり根拠に利用できる。
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数量化理論
アンケートなどで得られた定性情報を統計的に解析するための分析手法。市場調査などで活用される。統計数理研究所の所長を務めた統計学者、林知己夫氏が開発。
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フィットギャップ分析
パッケージソフトを導入する際に、装備する機能が自社の業務プロセスとシステムが機能にどれだけ適合し、どれだけズレがあるのかを分析・評価する手法。
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BPEL
複数のWebサービスを順に呼び出して実行する手順を、一連のビジネスの流れとして記述するための言語。BPEL(ビーペル)は、Business Process Execution Language(ビジネス・プロセス実行言語)の略。
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ABC
Activity Based Costingの略で「活動基準原価計算」と訳す。活動(作業)ごとに人件費などの間接費を把握することで、原材料などの直接費だけではない、より正確な原価を計算する手法だ。1980年代に米ハーバード大学のロビン・クーパー教授とロバート・キャプラン教授が管理会計の手法として提唱…
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