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表 PostgreSQLの各バージョンにおける主な新機能
表 PostgreSQLの各バージョンにおける主な新機能
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 PostgreSQLは,オープンソースのリレーショナル・データベース管理システム(RDBMS)です。「ポストグレスキューエル」や「ポストグレス」と発音します。

 データベース問い合わせ言語として,SQLを採用しています。SQL92に準拠し,SQL99にも一部対応しています。問い合わせクエリー内にさらに問い合わせクエリーが記述できる「サブクエリー」,データ間の整合性を自動的に保つ「外部キー」,データベース・サーバー内に関数を記述するプロシージャ言語「PL/pgSQL」など,有償RDBMS並みの機能が実装されています(表)

 また,データベースのデータを複数のディスクに分割してディスクI/Oの負荷軽減を図る「テーブル・スペース」や,1つのテーブルのデータ量が多くなると性能劣化が起きるためテーブル内のレコードを擬似的に分割する「テーブル・パーティショニング」など,大規模システム向けの機能も多数搭載されています。

 ライセンスは,BSDライセンスを採用しています。BSDライセンスは,改変後のソース・コードの公開が義務づけられていません。

 PostgreSQLは,カリフォルニア大学バークレー校のデータベース研究プロジェクトにより,1973年に開発されたRDBMS「INGRES」が基になっています。PostgresやPostgres95,PostgreSQLと名称が変更されながら,開発が継続されています。

 現在では,世界中に点在する開発者の集まりである「PostgreSQL Global Development Group」(http://www.postgresql.org/)が開発しています。