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 Windowsの世界で「ドメイン」といえば,ネットワーク上のリソースをグループ化する単位のこと。Windowsドメインとも呼ぶ。一方,インターネットの世界にも「ドメイン」という用語があって,こちらは階層的に管理された,インターネット上の論理的なグループを指す。

 Windowsネットワークにおいて,ドメインを利用すると,共有フォルダやプリンタなどネットワーク上の資源へのアクセスをユーザーやグループ単位で一括してコントロールできる。ユーザーは,一度ドメインにログオンするだけで,そのドメインに所属するマシンの共有フォルダやプリンタなどが使えるようになる。

 一方,インターネットで利用する「ドメイン」は,IPアドレスを分かりやすく表現するためにある。インターネットに接続したコンピュータには,32ビットの数値で表したIPアドレス(例:192.168.0.1)が割り振られている。ただし,人がIPアドレスを見ても,単なる数字の羅列のため覚えにくく,そのコンピュータがどのような組織に属しているのかも分からない。そこで,IPアドレスに対して「nikkeibp.co.jp」など意味のある名称と関連付けるようになった。この名称をドメインの仕組みと区別するため「ドメイン名」と呼ぶこともある。インターネット上には,IPアドレスとドメイン名を関連付ける巨大なデータベース「ドメイン・ネーム・システム(DNS)」が全世界に分散して存在している。

 Windows 2000のActive Directoryになって,WindowsネットワークにおけるドメインをDNSと関連付ける仕様に変更した。これにより,複数のActive Directoryドメインを階層的な構造として管理できるようになった。