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 Enterprise Application Integrationの略。異なる多数のシステム同士で容易にデータ連携できるようにする仕組みのことを指す。異なるシステム間でデータ交換するニーズは年々高まっている。社内システムの連携だけでなく、企業の合併・買収に伴うシステム統合の際に利用することも多い。

 EAIを実現する際には、データ連携を司る“ハブ”となるシステムを設置し、各システムがハブを介してデータをやり取りする“ハブ&スポーク”の形態を取ることが多い。これによりデータ連携するシステム間ごとに連携用プログラムを開発する必要が無くなる。新規にシステムを追加する場合にも、ハブとの接続を確保すれば、既にハブに接続している他システムと容易にデータ連携できる。

 ハブを担当するシステム向けのソフト「EAIソフト」が各ベンダーから販売されている。EAIソフトは複数の異なるシステム同士でやりとりされるデータを、指定したルールに従って変換して送信する機能を持つ。具体的には、多様なシステムと通信を確保するためのプロトコル変換機能、異なるシステム同士のデータ項目を対応づけるマッピング機能、データの内容に応じて送信先となるシステムを選択するルーティング機能からなる。

 以前は1対1でシステムを連携させていたことが多かったが、最近ではSOA(サービス指向アーキテクチャ)を活用してn個のシステムをより簡単に連携できるようになりつつある。