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 グーグルが提供するコンテンツ連動型広告サービス。媒体社や、ブログなどの個人Webサイト運用者を対象にした無料のサービスであり、閲覧されるWebページのコンテンツに関連性の高いGoogleアドワーズ広告(AdWords)を自動的に配信する。配信されるのはAdWordsのテキスト広告やイメージ広告である。

 AdSenseを利用する媒体社やブログ運営者は、オンラインの申し込みだけで、広告主との直接の契約手続きなしに数千社の広告主の広告を掲載でき、サイト閲覧者によるクリックの回数または表示回数に基づいた報酬を広告主から得られる。

 利用する際は、グーグルから提供される10行程度のAdSense用HTML広告コードをWebページまたはサーバーに設定する。当該Webページが閲覧される際に、Google検索エンジンのアルゴリズムに基づいてWebページのタイトル、フォントサイズ、キーワード出現回数、外部リンクなどが解析され、掲載内容に即した適切な広告が配信される。URLを指定して、競合相手など特定の広告を表示しないフィルタリングも可能である。

 広告の合計表示回数、クリック数、クリック率、有効CPM(cost per Mill)、合計広告収入額は、オンラインリポートで確認できる。報酬取得を目的に、不正に広告をクリックするような行為は厳しく監視されている。

 Webページのコンテンツに関連したAdSense広告は、細かくは「コンテンツ向けAdSense」と呼ぶ。もう一つの「検索向けAdSense」では、媒体社や企業・個人が自身のWebサイト内にGoogle検索ボックスを組み込むと、検索結果ページにAdWords広告が表示される。コンテンツ向けAdSenseではインプレッション課金の広告も含まれるが、検索向けAdSenseで配信されるのはクリック課金の広告だけである。

 AdSenseは、Google検索ポータルで表示されるAdWords広告の表示範囲を大幅に拡大することで、グーグルの売り上げを大きく押し上げた。同時に、個人が運営するブログサイトなどに、アフィリエイトと並ぶ収入獲得の道を開いたことになる。コンテンツ連動型広告としては、AdSenseのほかにYahoo!グループのオーバーチュアが提供する「コンテンツマッチ」などがある。