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 Gmailとは、グーグルが提供しているWebメールの名称。1ユーザーあたり2.5GBを超える容量を提供し、迷惑メールのフィルタリング機能や添付ファイルのウイルス駆除機能、検索機能、チャット機能などを備える。メールのやり取りを自動的にグループ化し、掲示板形式で表示するのが特徴。

 Gmailは米グーグルが2004年4月にベータ版を開始。当初は1GBの容量で、利用者による招待があって初めて利用できる招待制を敷いていた。日本では2006年8月に一般公開を開始。2007年4月には携帯電話からの送受信、閲覧に対応した「モバイルGmail」も開始している。

 Gmailではブラウザ上で添付ファイルを閲覧できるのも特徴。ExcelやWord形式のファイルは、オンライン表計算ソフト「Googleスプレッドシート」やオンライン文書作成ソフト「Googleドキュメント」を使って閲覧したり編集したりできる。

 また、Gmailはグーグルが提供するメッセンジャーソフト「Google Talk」と統合されており、Gmail上でチャットが可能。メールでのやり取りに加えて、チャット機能を活用したコミュニケーションもシームレスに行える。

 Gmailは広告収入によって運営されており、Gmailで受信したメール本文の内容を機械的に解析し、コンテンツに合った広告を本文の横に表示する。表示される広告はGoogle AdWordsの広告ネットワークに参加している企業の広告だ。プライバシーを懸念する声もあるが、グーグルでは人間のチェックは一切介さず、すべて内容解析から広告とのマッチングまで自動的に行っていると説明している。詳細は「Gmailとプライバシーの詳細」で閲覧できる。

 保存領域が大容量で、利便性の高いGmailの登場は、競合他社に大きなインパクトを与えた。マイクロソフトが提供する「MSN Hotmail」や、ヤフーが提供する「Yahoo!メール」は相次いで大容量化へシフト。最近では2007年6月にニフティが最大3GBのWebメールサービス「@niftyメール」を開始するなど、大容量化競争の引き金を引いたWebメールサービスといえる。