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 M2とは、テレビの個人視聴率の集計区分の俗称であり、男性35~49歳を指す。“M”は男性を示すmaleの略。

 もともとはビデオリサーチなどテレビ業界が用いていた呼称だが、各種メディアや会員サービスが広告会社・広告主などに向けた媒体資料の中で利用者層や会員層の男女別・年代別の構成比を示すのに使ったり、インターネット調査会社やマーケティング会社が調査結果リポートなどの中で用いる場合もある。

 性別と年齢は、ターゲットマーケティングの典型的な手法であるデモグラフィック分析の属性の中でも最も基本的な要素である。つまりM1~M3、F1~F3という分類は資料としては単純で分かりやすい一方、マーケティングの実際のプランニングには、職種などのほかのデモグラフィック属性と組み合わせたり、趣味やし好などのサイコグラフィック属性も含めて分析するのが一般的である。

 ビデオリサーチが採用しているテレビの個人視聴率の集計区分としては、M1~M3、F1~F3のほかにも、「男女共通の4~12歳」、「男女共通の13~19歳」がある。それぞれ「C」(child)、「T」(teenage)と呼ぶこともあるが、あまり一般的ではない。米国では、M1、M2、M3などに完全に合致した集計区分はない。例えば、テレビ視聴率などの調査会社である米ニールセン・メディア・リサーチは、視聴者層の年齢区分としては「18~34歳」、「34~54歳」、「55歳以上」を用いることが多い。