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 インターネット視聴率とは、モニターの年齢や性別、居住地、アクセス回線種別などの基本属性に基づいて、インターネットの利用動向を測定して算出する各種の数値指標。複数のWebサイトを横並びで比較する際に用いられている。

 データを取得するために調査会社は、居住地・年齢・性別・年収といった属性情報を登録してもらったモニターに対し、あらかじめ測定用の専用ソフトウエアをパソコンにインストールしてもらっておく。モニターのパソコンからの視聴データ(各Webサイトへの接触頻度・滞在時間、用いた検索キーワードなど)は、サーバーが自動的に収集・蓄積する。これにより、通常のアクセス解析では分からない属性に基づいた細かい視聴行動を把握できる。モニターを用いる調査手法は、テレビでの視聴率調査と同じである。

 インターネット視聴率を用いると、複数のWebサイトやインターネット広告の効果を同一基準で比較できる。このため、業界全体や競合企業の動向調査(業界全体でのWebサイトの活用状況、競合企業サイトとの見込み客の重複度合いの把握など)や、広告プランニング(リーチ獲得のために有効な手段の選定、ターゲット検証など)に活用される。数値データは一般に、調査会社からASP(アプリケーション・サービス・プロバイダー)方式で提供される。

 インターネット視聴率データを提供している代表的な調査会社は、ネットレイティングスとビデオリサーチインタラクティブの2社。モニターの集合であるパネルは両社共同で運営しており、全国1万2000~1万3000人の家庭でのパソコン利用者である。