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 データの内容をチェックし,データの流入・流出をコントロールする技術。メールの送受信とWeb閲覧を制限する機能として採用されている。あらかじめルールを設定しておき,ルールに則した制限を行うことができる。

 メールの場合,本文や件名のテキストをチェックし,設定されたルールに基づいて送受信されるメールのフィルタを行うコンテンツ・フィルタリングは,スパム・メールの排除や,重要情報の誤送信を予防する目的などに利用される。なお,添付ファイルのウイルス有無をチェックしたり,送信元アドレスでフィルタする技術はコンテンツ・フィルタリングとは呼ばず,単にメール・フィルタリングとまとめて総称されるケースもある。

 Webページに対するフィルタリングは,URLフィルタリングとも呼ばれ,Webの内容で分類されたデータベースに基づいてアクセスを制限する。児童のWeb閲覧に際し,保護者や教育者が閲覧範囲を制限したり(ペアレンタル・コントロール),企業で不要なWeb閲覧による生産性の低下を防ぐために用いられる。

 このほか,社員が社内のコンピュータから行った掲示板への書き込みに起因するトラブルや情報漏えい,悪意のサイトでのウイルス感染やフィッシング詐欺など,Webアクセスによる脅威から社員を守る目的で利用されることも多い。