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 監視カメラは,侵入や不正行為の監視を目的に設置します。カメラからの映像は,監視室のモニターに映し出され常時監視されます。同時に映像は媒体に記録され,決められた期間保存されます。

 最近の監視カメラは,人感センサーや画像認識システムによって,対象の変化を検知できる動体検知機能を持ったものが主流となっています。動体検知をすると,録画のコマ数を上げたり,管理者にアラームを送ったりすることが可能になります。

 データセンターにおける監視カメラの特徴は,建物の外部,内部とも死角を作らないよう配置するため,設置台数が大量になる点です。例えばサーバー室では,すべてのラック間に両方向を写すカメラを設置するのが一般的です。

 監視カメラは,アナログ方式からデジタル方式への移行とIP化が進んでいます。撮影した映像を,デジタル・データとしてハードディスクに記録・保管します。最近は,解像度の向上が図られ,従来よりも鮮明な画像を記録できるようになりつつあります。動体検知の性能も向上しており,人数をカウントすることで,入退室装置と組み合わせて共連れ防止に利用することも可能です。

大成建設 IT施設計画室
課長 諏訪 浩一

IT施設計画室は,データセンターの企画・設計を手掛けるデータセンターの専任部署。データセンターに適した土地かどうかの調査や,データセンターの設計・施工に豊富な実績を持つ。同社のIT部門に所属していた担当者が多く,現場のシステム運用を理解していることも強み。データセンター・プロジェクトチームは,IT施設計画室を核として,各部門の専門家が集まった組織。諏訪氏はプロジェクトチームの一員。