PR
図1 iSCSIによるストレージ構成。TCPパケット内にSCSIのプロトコルを載せて,ディスク装置にアクセスします。
図1 iSCSIによるストレージ構成。TCPパケット内にSCSIのプロトコルを載せて,ディスク装置にアクセスします。
[画像のクリックで拡大表示]

 iSCSI(Internet Small Computer System Interface)は,コンピュータと周辺機器を接続するための規格「SCSI」のプロトコルをTCP/IPネットワーク上で利用するための規格です。ネットワークに接続されたディスク装置をローカルのハード・ディスクのように扱えます。この規格は,2003年に登場しました。
 iSCSIの仕組みを簡単に説明すると,TCP/IPパケット内に,コンピュータと周辺機器を接続するための規格「SCSI(Small Computer System Interface)」のプロトコルを載せて,通常のLANをSCSIバスのように利用します(図1)。
 iSCSIは,ディスク装置の大規模なネットワーク「SAN(Storage Area Network)」を廉価に構築するために考えられた技術ですが,LinuxやWindows Vista,Mac OS Xなどの一般ユーザー向けのOSでも使えます。また「iSCSI Enterprise Target」というソフトウエアを用いれば,LinuxマシンをiSCSI接続のディスク装置に仕立てられます。