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 PT1は,地上デジタル放送およびBS/CSデジタル放送の放送データをパソコンに取り込むためのチューナ・ボードです。2008年10月末にアースソフト(http://earthsoft.jp/)が発売しました。

 PT1の特徴は,暗号化(スクランブル)されている放送データを「そのまま」取り込む機能しか備えていないという点です。暗号化を解除するにはB-CASカードが必要ですが,PT1にはB-CASカード・スロットが存在しないため,単体では暗号化データを復号してテレビとして視聴したり録画したりすることはできません。

 実際は,ユーザーが外付けのICカード・リーダーとB-CASカードを用意して連携させることで視聴や録画が可能です。ただし,それはあくまでもユーザーが自己責任で勝手にしていることであり,機器自体では物理的にそうした行為は不可能という論理により,(暗黙的に)合法性を主張しているわけです。

 アースソフトはPT1用としてWindowsのドライバしか配布していませんが,アースソフトが公開したソースコードを元に非公式ながらLinux用ドライバが開発されており,現在ではLinuxでも安定的に放送データをパソコンに取り込むことが可能になっています。