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 ほとんどのLinuxディストリビューションに標準で含まれている、UNIX系OSの代表的なテキストエディタ。Linuxではシステム管理にテキストファイルを使うことが多いため、管理者にとっては利用頻度が高いソフトである。

 viでテキストファイルを編集するには、開きたいファイルの名前を引数としてviコマンドを実行する。存在しないファイル名を引数に指定した場合は、ファイルを新たに作成する。

 特徴は、「コマンドモード」と「入力モード」を切り替えながら操作する点。入力モードは挿入モードとも言う。通常のエディタならいきなり文字入力を開始できるが、viは違う。起動直後はコマンドモードになっており、キーボードからの入力がviのコマンドとみなされる。例えば、カーソルを1文字右へ移動させるには「l」を、カーソル位置にある1文字を削除する場合は「x」を入力する、といった具合だ。

 入力モードに移行する場合は「i」(カーソルの前に挿入)や「a」(カーソルの後に挿入)をキーボードで入力する。

 また入力した文字をファイルに保存するには「ファイルに保存」という操作が必要だ。この操作は入力モードでは行えず、コマンドモードに戻って行う。コマンドモードに戻るには「Esc」キーを入力すればよい。その上で、「:w」というコマンドを実行するとファイルは保存される。

■変更履歴
記事公開当初、ファイルを保存するコマンドを「:q」と説明していましたが正しくは「:w」です。「:q」はviを終了するコマンドで、ファイルの中身を変更していた場合は警告メッセージを表示します。お詫びして訂正します。本文は修正済みです。 [2010/06/22 18:50]