これだけはマスター!情報戦略キーワード
これだけはマスター!情報キーワード
目次
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チャイナ・プラスワン
人件費の高騰などが顕在化する中国に生産拠点が集中するリスクを軽減するため、中国への投資は継続しつつも、並行して他国でも拠点を開設する動き。
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O to O(O2O)
オンライン(インターネット)のサービスを利用する顧客を、オフラインである実世界の店舗に誘導して購買を促すこと。クーポン共同購入サービスの利用などが該当する。
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Wi-Fi Direct
Wi-Fi Direct(ワイファイ・ダイレクト)は機器同士が直接やり取りできる新たな無線通信方式の名称です。従来のWi-Fiは機器(子機)同士を直接接続できず、必ず家庭や企業、公共空間などに設置された「アクセスポイント」と呼ぶ機器(親機)を介さなければ通信ができませんでした。Wi-Fi Dire…
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BYOD
従業員の私物の端末を業務に利用することを認める施策。高機能なスマートフォンが普及してきたのを背景に、解禁する動きが世界各国の企業に広がっている。
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ウェイマネジメント
経営理念やビジョン、ミッションなどを組織に浸透させたり、社員の行動に落とし込んだりする取り組み。日本企業が海外進出を拡大するうえで重要性が増している。
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屋内測位技術
GPSは電波が届く範囲でしか使えないという弱点があります。そこで建物の中といったGPSの電波が届かない場所でも、人の正確な位置を把握できる仕組みの開発が盛んになってきました。中核となるのが屋内測位技術です。
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パワー半導体
電圧や周波数などを最適な値に変換する半導体。現在はシリコン製が主流だが、発熱で失う電力を大幅に減らせる炭化ケイ素や窒化ガリウム製の実用化も進んでいる。
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カーボンマイナス
電力に代表されるエネルギーの創出と消費をCO2換算し、個々の企業や家庭からの排出量と相殺した結果がマイナスになることをカーボンマイナスといいます。プラスマイナスゼロの状態を指すゼロカーボンを超えた理想的な姿を指します。
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ワイヤレス給電
電源ケーブルを使わずに、無線で電力を供給する技術。主に「電磁誘導」と「磁界共鳴」の2つの方式があり、非接触IC乗車券での採用など前者が実用化で先行する。
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マテリアルフローコスト会計
環境管理会計の一種。製造段階で発生する原材料の廃棄物およびその処理コストを見える化する。原材料の無駄を減らす改善活動を推進するのに役立つ。
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危機管理担当役員
東日本大震災の発生直後、多くの企業が災害対策本部を立ち上げました。経営トップを補佐して、緊急時の組織運営を担うのが危機管理担当役員です。地震に代表される自然災害だけではなく、品質事故や不祥事などの対応においても、関係部門の情報を集約して取引先や顧客、メディアへの対応方針を決めていくなど、意思決定の…
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VPS
データセンターにあるコンピュータを多数の企業で共用しながらも仮想的な“専用サーバー”として使えるサービス。クラウドコンピューティングの代表的な利用形態である。
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データサイエンティスト
膨大なデータを指すビッグデータから、ビジネスに生きる知見を引き出す専門家のこと。IT(情報技術)各社や大量のデータを扱う企業が育成を急いでいる。ビッグデータのブームはとどまるところを知りません。企業活動で生まれる膨大なデータを蓄積して素早く分析できる技術やハードウエアが充実してきたことで、ビッグデ…
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在宅オペレーター
在宅でコールセンター業務をこなす電話オペレーターのこと。システムや通信環境の充実で導入しやすくなっているが、労務管理や機密保持には依然課題がある。
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分散調達
災害などに備え、原材料や部品の調達先を複数確保しておくこと。東日本大震災ではサプライチェーンの寸断で生産を停止する例が目立ち、改めて注目が集まっている。
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UPS
停電などで電気の供給が突然失われると、コンピュータや通信機器の誤作動や故障の原因になります。こうした事態を避けるために利用するのがUPS(無停電電源装置)です。電池や発電機能を内蔵し、停電時に自動的に電気を供給。業務用機器の動作を安全に停止する時間を提供します。
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安否確認システム
大規模災害の発生直後に携帯電話やスマートフォン、インターネットを使って、従業員の安否情報を集約したり、初動対応の連絡網を確保したりするシステムのこと。
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NFC
10cm以内の近距離で無線通信するための国際標準規格。電子マネーや個人認証などの用途に使われる。2010年末からスマートフォンへの搭載が始まった。
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HEMS
東日本大震災以降、多くの人が家庭でのエネルギー消費量に敏感になりました。しかしこれまでは、家庭でどれだけの電気やガスが使われているのかをリアルタイムで知ることはできませんでした。利用した翌月以降に料金請求があって初めて、使い過ぎていたことに気づく家庭がほとんどだったはずです。
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MPS
印刷機器メーカーがこぞって拡充しているのがMPS(マネージド・プリント・サービス)です。印刷業務に関わるあらゆるコストを低減することをうたった、新しい運用アウトソーシングのことを指します。キヤノンや富士ゼロックス、リコーなどの業界大手が力を入れているサービスになっています。