これだけはマスター!情報戦略キーワード
これだけはマスター!情報キーワード
目次
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カスタマー・エクスペリエンス
商品・サービスの選定、購入、利用、サポートまでの経験を通じて顧客が感じる価値。小売業であれば、店に行き、出るまでの全体験に満足を与える経営手法。長期的な企業のファンを増やす。
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ビジネス・リレーションシップ・マネジメント
企業のIT部門が、情報システムを利活用する事業部門との関係を強固にするための管理手法。これを導入すれば、経営強化に貢献するITシステムの構築や管理がしやすくなる。
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チーフ・データ・オフィサー(CDO)
企業が扱うデータを管理する部隊の最高責任者。ビッグデータ時代になり、これまで以上にデータが重要な経営資産になってきたことから、品質管理の責任者を置くことの重要性が叫ばれている。
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Cytoscape/Gephi
ビッグデータ分析で注目されるITツールといえば、データベースや分析ソフトですが、これだけでは十分ではありません。データ分析結果を改善活動につなげるには、データサイエンティストが導いた分析結果を、利用部門の担当者でも分かりやすい形式で“見える化”しなければなりません。そのための可視化ツールが、今後は…
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メタデータ
米NSA(国家安全保障局)が、企業を通して通話やメール、チャットなど膨大な個人情報を入手していたことが最近、明らかになりました。秘密監視システムの存在や、相当数の個人を追っていた事実は、世界に衝撃を与え、国家権力のあり方も含めて論議を呼んでいます。
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センチメント分析
テキストマイニング技術などを使い、ソーシャルメディア上の書き込みから、商品や事象に関する消費者の感情を分析する手法。7月の参院選を控え、政党への支持率を計るうえでも注目が集まる。
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レスポンシブWebデザイン
同じ内容のWebページのレイアウトデザインを端末の画面サイズに応じて自動的に変える手法。パソコン(PC)やタブレットなど、マルチデバイス化への対応策として注目が集まっている。
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日次物価指数
日々の物価の動向が分かる新たな指標。今年5月から東京大学が公表している。消費者の実感に近いデータを収集・分析することで、企業の様々な意思決定に役立つものとして期待されている。
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反転授業
タブレットなどを通じてオンラインで基礎的な内容を先に学び、対面型の授業で難易度の高い応用演習をして学習効果を高める手法です。英語で「フリップト・ラーニング(反転学習)」と呼ばれ、国内では企業研修に取り入れたり、米国では高校などの授業内容を無料配信するNPO(非営利組織)「カーン・アカデミー」を利用…
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店舗顧客トラッキング
小売りや流通の店舗にカメラを設置して顧客の購買動向を追跡し、その分析結果を仕入れや陳列に生かそうという動きが本格化しています。こうした取り組みを店舗顧客トラッキングと呼びます。概念自体は以前からありましたが、ITの進化で店舗での購買動向を以前よりも定量把握しやすくなったことから注目されています。
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ネット選挙
インターネットを使った選挙活動の総称。公職選挙法の改正により、2013年夏の参議院選挙から、ネットやSNSを選挙活動に全面的に活用できるようになる。関連するITサービスも登場し始めた。
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SDN
IPアドレスや通信経路などの設定作業を、人手を介さずソフトウエアで自動的に行うネットワーク技術の1つ。大規模ネットワークの構築・管理コストの削減が見込めるものとして注目を集めている。
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R言語
データを統計解析するためのプログラミング言語。企業でのビッグデータの利活用ニーズの高まりとともに、データ分析システムの構築手段の1つとして注目を集めている。
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キャッシュ・コンバージョン・ サイクル(CCC)
株式市場は同じ利益水準の企業2社を比較する場合、キャッシュ・マネジメントに優れた企業価値を高く評価します。急激な事業環境の変化に見舞われても、資金不足に陥らないからです。いかに企業が効率的にキャッシュを生んでいるかを示す指標がキャッシュ・コンバージョン・サイクル(CCC)。キャッシュフローの指標に…
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採用ビッグデータ
企業にとって人材採用は欠かせない仕事。優秀で長く勤めてくれる人材が欲しくても、思い込みや印象で誤った判断を下すこともあります。そこで注目を集めているのが、ビッグデータを活用する採用分析。職種に向くタイプや選考方法などを科学的に分析、実践に生かすものです。
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個客識別マーケティング
顧客ごとに製品・サービスの価格や特典などを変えるマーケティング手法のこと。スマートフォンの普及や店舗システムの進化で、以前よりも実現しやすくなったことから、再び注目を浴びている。
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オープンクラウド エコシステム
オープンソースの基盤ソフトを活用して、クラウドサービスを提供・利用する形態。独自技術で先行する米グーグルや米アマゾン・ドット・コムによるクラウド市場の独占に歯止めをかける流れ。
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4Dプリンティング
3次元(3D)プリンターで作成した立体物に動きを与える最先端技術。米マサチューセッツ工科大学(MIT)の研究者、スカイラー・ティビッツ氏が考案・提唱しました。同氏は今年2月、カリフォルニア州ロングビーチで開催されたTEDカンファレンスで、3Dプリンターで作ったひも状の試作物が水中で自動的に変形する…
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デジタルエクスチェンジ
音楽ファイルや電子書籍、さらに個人が作ったコンテンツなどあらゆるデジタル商品を売買する「デジタルエクスチェンジ(取引所)」の特許を、今年1月に米アマゾン・ドットコムが取得しました。米アップルも同様の特許を取得し、デジタルコンテンツは購入する時代から、自由に取引・交換する時代に移行しそうです。
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BaaS
スマートフォンやタブレットを活用したモバイルシステムを構築するために必要なバックエンドの機能を提供するクラウドサービス。システムを迅速に構築するためのサービスとして注目を浴びる。