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 電車の最短区間ルートや、最寄り駅から訪問先までの道順をネットで調べることは日常的になりました。それに対し、空港や野球場、ショッピングモールなど大きな施設内の歩き方を教えてくれるのがインドア・マッピングです。米国では施設の売り場や通路配置、座席までの歩き方を誘導するアプリが続々と生まれています。

 米ウォルマート・ストアーズの店舗案内もその1つ。アプリを使って、肉や魚など買いたい品物がある売り場と今いる場所を最短距離で結ぶルートを示してくれます。その日の割引品や特売品売り場の位置なども表示するため、買い物に幅広く役立ちます。

 米国は駐車場や空港、病院なども巨大な施設が多いため、公的機関でもインドア・マッピングは増えそうです。

 デパートの入り口にあるフロア地図は特に高齢者や子供にとって覚えにくいもの。デパートでも野球場でも目的地への方向を示す矢印がスマートフォンの画面に出たり、音声で知らせたりなど端末で自動誘導できれば、利便性が高まります。

 課題はデータの更新にあるかもしれません。空港なら、出発ゲートが急に変更になることがあります。商業施設は店舗の入れ替わりも多い。それをどれだけ早くアプリに反映できるか。いずれにせよ、“方向音痴”が減る時代が来そうです。