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読者から、うれしいメールをいただいた。今までも知人を始めとする大人からは「面白い」とか「いいね」などと幾度かお褒めのメールをもらい「それほどでも~」とこうしろうと二人でデレデレしていたのであるが、今回はこうしろう宛に、同じ小学生のR君がメールをくれた。小学5年生とは思えない、しっかりしたメールだった。(職業柄、時折エチケット意識の全くないメールを大人から受け取ることのある私は、いたく感心してしまった。)もったいないので、皆さんにご紹介します。



突然メールしてすいません。
僕は、Rという小学五年生です。
親に紹介され読んでみたら、とてもおもしろくて
一日で全部読みました。
RCXのプログラミングをやってるそうですね。
そこで、こうしろう君とメール友だちになってお互いの作品を
見せ合ったり、いろんな話をしたりできたらいいなあって思い、
メールを出しました。
(中略)
そのうちマインドストームのページを開くつもりですから
よかったら来てくださいね。


R君は自分の写真も添付して送ってきてくれた。彼の手には青のスカウトが握られていた。正月にお年玉で買ったそうだ。著者として、小学生が読んでくれたことがうれしく、父として、こうしろうの世界が少し広がることがうれしく、一マインドストーム・ファンとして新しい仲間が増えたことがうれしい。風邪でへろへろなのに『MindStroms日記』が書きたくて、たまらなくなった。

1月20日 こうしろうは前回作ったロボットに、気にくわないところがあるので改造すると言う。



「パックが少ししか飛ばない」ところが気にくわないそうである。上の写真をよく見ていただければ明らかだと思うが、モーターの回転をプーリーでパックを打つアームに直接伝えている。アームは上下にくるっと回転するだけだから、パックが少ししか飛ばないのは当然だ。『どんなふうに直そうかな』とこうしろうとかずは考えている。「そりゃ、やっぱしアイスホッケーの選手が実際にパックを打つようにするのがいいだろう」という私のいい加減なアドバイスに呼応して、こうしろうはアームの改良を始める。かずは、モーターをとんでもないところに取り付けようとしている。「かず、ギヤで回転方向変えれば、いいがやろ」とたまらず、口をだしてしまった。

下の写真がこうしろうの作ったロボットである。



よーく見ていただかないとわからないが、ギヤでモーターの回転方向を90度変換している。これによりアームは水平に動く。

次に、かずのロボットである。



仕組みはこうしろうと同じだ。

 こうしろうとかずは、よく「同じ顔をしているね」と言われる。年に1、2度しか顔を出さない親戚の家にかずを連れてお邪魔すると、そこの家のおばあちゃんがこうしろうだと思い込んで、ずっと話をしているほどだ。しかし、性格は全く違う。こうしろうは少し神経質かなと思うほど几帳面で、かずは何事にも大雑把。その違いが二人の作ったロボットに色濃くあらわれている。こうしろうのロボットは、きちっとコンパクトに仕上がっている。確実にパックを飛ばし、何回動かしても決して壊れたりしない。それに比べ、かずの作ったロボットは、とにかくパックを遠くに飛ばす。でも2~3回動かしていると、グラッと壊れてしまう。『これは経験の差なんだろうか。いや、やはり性格の差だろう。兄弟で、どうしてこんなに性格がちがうのだろう』と変なところに感心してしまう今日のMindStormsタイムであった。