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 こうしろうと二人でDelphiを地道に学んできたが,日経ソフトウエアのDeplhi記事やDelphiを解説しているWebページをまねて,プログラムの勉強をすることに,二人とも多少飽きてきていた。MindStormsでもそうなのだが,ステップごとにお手本をまねることは必要だが, それだけだと,おもしろくない。「なんか作ろう。そうだ,ブラウザ作るか」とこうしろうに声を掛けたら,「タブブラウザを作りたい」と返した。OperaSleipnirなどのタブブラウザが使いやすいと高校1年のこうしろうと中学1年のかずが声を合わせる。

 ブラウザを作ると聞いて,「そんなもん作れるんや」という顔でかずもそばにやってきたのだ。ブラウザを作るといっても,Internet Explorerの中核部品であるMicrosoft Internet Controlsを使うので,とりあえず動くレベルのものなら,わりと簡単に作れるのだ。

 ビックリするのは,ボーランドのDelphiで「ActiveXコントロールの取り込み」を実行し,Microsoft Internet Controlsを取り込むと,Delphi付属のコンポーネントと同じように使えてしまうことだ。

 こんな風にMicrosoftのActiveXコントールをWebBrowserコンポーネントとして,飲み込んでしまう。

 ブラウザというのは,今どきのPCユーザーにとっては一番良く使う,身近なソフトウエアなのかもしれない。「ダブルクリックで前のページに戻れると便利だ」などと今どきのPCユーザーであるこうしろうとかずの間で会話が弾む。一緒にMindStormsでロボットを作っていた頃みたいだ。

 昔,ボウリングブームと言われた頃,マイシューズやマイボールだなんて言って自分専用の靴やら玉を持っている人がいたが,マイブラウザを持っているのもいいかもしれない。高機能でなくても,自分の目的やこだわりにあったブラウザがあれば,きっと便利だ。

 とは言っても,何も予備知識がないところから,いきなりブラウザが作れるわけがなく,結局は,Delphiでブラウザを作る方法を解説したWebページを参考に勉強している。オリジナリティを発揮するまでには,まだまだ時間が掛かりそうだ。

 WebBrowserコンポーネントを貼り付け,EditコンポーネントにURLを入力し,エンターキーを押すとWebページを表示するフォームを作ってみた。記述したコードは下記のほんの数行だけだ。

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 procedure TForm1.Edit1KeyDown(Sender: TObject; var Key: Word;
  Shift: TShiftState);
 begin
  if Key = VK_RETURN then
  begin
   if trim(Edit1.Text) <> '' then
   begin
    WebBrowser1.Navigate(Edit1.text);
   end;
  end;
 end;

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 入力されたキーがVK_RETURN,つまりエンターキーだった場合に,WebBrowser1.Navigateで入力されたURLにナビゲートしている。