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こうしろう

 僕が初めてMindStromsを手にした時,こんなにも広がりを見せるものとは思いもしませんでした。まして100話記念で,今この文章を書いていることなど想像できるはずがありませんでした(その時点でわかっていたらサイキックかなんかですが)。

 最初僕にとってMindStromsは他のLEGOとあまり変わりないおもちゃでした。しかし,ロボットを作っていくうちに,LEGOなんだけどLEGOじゃないような今までにないおもちゃのように思えてきました。

 その理由は,LEGOとコンピュータがいっしょになっていたことです。僕はこのどちらも好きです。購入を決意した時には気付いていませんでしたがMindStromsというのは僕にとって夢のおもちゃだったのです(ちょっとおおげさかな…)。

 LEGOはアイデアと工夫で何でも作ることができます。MindStromsではさらにどんな動きでもさせることができます。ここがLEGOとMindStromsのとてもよいところであり,僕がこの二つを好きになった理由でもあります。

 プログラミングはMindStroms標準のものから始めて,C言語に似たNQC,最近ではlejosも触り始めました。最初のうちプログラミングは苦しいものでしたが,何回もやっていくうちに楽しいものに変わっていきました。ロボットに合ったプログラムを組むことはいつも簡単なわけではなく,完成まで何度も失敗しますが,思い通りに動いた時には達成感があります。MindStromsでは動きが目に見えるのでこの達成感がダイレクトに伝わってきます。

 MindStromsでプログラミングを少し学んだことで,次のステップが生まれました。基本情報技術者試験を受けることです。この試験があることすらはじめは知らなかったのに,なんとか合格することができました。僕も父も合格するなんて思っていなかったので,合格を確認した時は喜びよりも,驚きのほうが勝っていました。試験前の模擬テストでは合格点には到達していなくて,試験後に立ち寄ったマクドナルドでは,「ああ,あの時もっとやっとけば良かったがに」(と,富山弁を使ってみたりして)と気の早い後悔をしていました。それなのに今,家には基本情報技術者の証書が額に入れて飾られています(僕の知らぬ間に,ばあちゃんが額に入れていた!)。

 MindStromsをはじめてからLEGOとの付き合い方が変わってきました。たまに,普通のLEGOで何か作っても,昔は同じ物ばかり作っていたのが,変化に富むようになってきました。また,パソコンとの関わり方も変わってきました。パソコンでいろんな事をしてみようと思い始めたのはMindStromsを始めた頃ぐらいからだと思います。MindStromsは僕の好きな二つのものに変化を与えました。

 僕はこれからもMindStroms,LEGO,パソコン,この三つといい関係で関わっていきたいと思います。そういえば,僕がMindStromsと出会ったのは3年前の誕生日でした。そして僕は,10日ほど前に14歳になりました。この14の誕生日をきっかけにまた新しいことを始めたいと思っています。