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◆編集長から

 今月の特集1は,短納期のシステム開発プロジェクトであっても“ゆとり”を作れるというスケジューリング法を解説。特集2はあの新しいOS「Windows Vista」の企業クライアントとしての実力を徹底検証しました。そして特集3は,ITエンジニアなら読んでおきたい名著を16冊ご紹介。まさに読み応え十分な内容です。ほかにも,UMLモデリング・ツールやTCP/IP高速化の解説,好評連載講座など,本誌でしか読めない情報が満載! ぜひ日経SYSTEMSをお読みください。

◆特集1「短納期を乗り切る 勝利の工程表」

 経営にスピードが求められるようになった今,システム開発にも当然,「短納期」が要求されます。もはや従来の半分に過ぎない3カ月や6カ月といった開発プロジェクトも珍しくなくなってきました。そこで今回の特集では,いかに納期を短縮するか,遅れを出さないかという点に主眼を置き,短納期を乗り切る工程表の作り方を徹底的に探りました。

 まず最初は,無駄を排除した作業の洗い出しや従来なら実施しない並行作業,効率を考慮した作業の割り当てなど,生産性を高めるための工程表の「引き方」に迫っています。その上で,ガント・チャートやネットワーク図といった工程表の複雑さと情報不足を解消する「見せ方」を紹介しました。メンバーの足並みを揃えるには,色や形状など図解の工夫も必要です。

 締めくくりは,作業の遅れを吸収する「管理の仕方」を解説しています。ベストセラー「ザ・ゴール」で一躍有名になった「制約理論(TOC)」に基づくプロジェクト・マネジメント手法を,事例を交えて取り上げました。安全余裕(バッファ)をマネジメントして短納期を乗り切る必勝テクニックをぜひご覧ください

(池上 俊也=日経SYSTEMS)

◆特集2「徹底検証 Windows Vista」

 2006年11月にマイクロソフトが出荷開始したクライアントOS「Windows Vista」を徹底検証しました。企業が移行する際に重要な「パフォーマンス」「アプリケーションの互換性」「利用者の使い勝手」という三つの視点で検証・評価しました。

 中でも,パフォーマンスの検証・評価には力を入れています。市販誌などでありがちなベンチマーク・テストではなく,企業クライアントとして長期運用することを念頭に,実務を考慮してテストした点が特徴です。Windows XPとの比較,Windows Vistaのエディション間の比較,Windows Vistaの新機能の負荷などを具体的に示します。アプリケーションの利用や,将来の「Service Pack」提供まで見越して,本誌独自の「推奨マシン・スペック」をご紹介します。

 読者がシステム開発者ならば,アプリケーションの互換性に注目してください。アプリケーションに影響しやすいWindows Vistaの変更点と対処法を簡潔に示しました。既存システムとの挙動の違いを実証結果から理解していただけると思います。

(実森 仁志=日経SYSTEMS)

◆好評連載講座!

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「ソフトウエアの品質をどう確保する?」

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