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 IBMは米国時間10月5日,小規模企業向けに規模を縮小したソフトウェア製品群を発表した。これらには,ソフトウェア配布および自動化向けの「Rational Build Forge」や「Tivoli Network Manager」の小規模企業向けに特化させたバージョンが含まれる。

 同社によると,これらの製品は,大企業とは異なり,これらの製品が対象とする処理を一般的には社内で管理しない小規模企業向けであるという。

 IBMのこれまでのソフトウェア製品のほとんどは,従業員数1000名以上の組織向けに設計されていた。

 IBMは,小中規模企業(SME)のIT費用が2007年の間に10%増加するというコンサルタント企業AMI Partnersによる統計を引用している。しかしAMIによると,その増加の大部分は,ブラジル,ロシア,インド,中国などの開発途上国におけるものであるという。

 今回の新製品群の1つであるRational Build Forgeは,新しいソフトウェアの配布プロセスを,標準化し自動化することにより管理するためのものである。IBMは,同ソフトウェアの小規模企業向けの変更として,インストールを簡略化するウィザードと,遠隔展開オプションを加え,同製品を「Rational Build Forge Express Edition」と名づけた。

 同ソフトウェアはIBMが2006年に買収したBuild Forgeの資産を利用して構築されている。Build Forge Express Editionの価格は,サーバあたり4万9000ドルで,10月23日リリース予定である。

 同社が発表したもう1つの新製品は,ネットワーク管理製品「Tivoli Network Manager IP Entry Edition」である。同ソフトウェアは,ITマネージャーが自社のネットワーク構成とその上で送受されるデータを理解することを支援するためのものである。

 その他のIBMの新SME製品には以下のものがある。

  • 「Watchfire AppScan」および「WebXM」:データ漏えいの防止を目的に脆弱性を特定。
  • 「Rational Team Concert(Beta 1)」:ソフトウェア配布チーム向けの協調ポータル。「Jazz Technology」プラットフォーム上で開発された最初の製品。
  • 「Rational Performance Tester 7.01」および「Rational Functional Tester 7.01」:企業らが,アプリケーションを製造工程にリリースする前に,その拡張性,信頼性,品質を検証することを支援。
  • 「Tivoli Consul Insight Manager」:1つのダッシュボードコンソール上で,企業が自社のITシステムの準拠状況を検証できるような監査機能を提供。

この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ