2007年8月,Lenovoは自社ノートPCブランド「ThinkPad」で,同年第4四半期までに「SUSE Linux Enterprise Desktop(SLED)10」をサポートした機種を提供すると述べていた。その通りにはならなかったが,Lenovoは米国時間1月15日,やっと詳細を発表した。
SLED 10は,Intel Centrinoプロセッサを搭載した「ThinkPad T61」「ThinkPad R61」でサポートされる。SLED 10は,Firefox,RealPlayer,Macromedia Flash Player,OpenOfficeなどのアプリケーションを搭載する。
Lenovoによると,LenovoはハードウェアとOSで顧客サポートを提供し,Novellがアップデートを担当するという。価格は,ローエンドモデルで949ドルとなり,T61とR61の両方とも同日提供を開始した。
2月には,IntelのPenrynチップセットを搭載し,Linuxを採用したThinkPadが出荷開始となる予定だ。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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