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 リコーテクノシステムズが、BCP(事業継続計画)の策定支援ソリューションを強化する。ユーザー企業のサーバールームの地震対策サービスをメニュー化。現行ビジネスの売り上げ規模を10倍に拡大すると息巻く。先行する競合他社は静観の構えだ。



 リコーテクノシステムズは2008年1月から、BCPの策定支援ソリューションの一環として、地震対策サービスに本格参入する。ユーザー企業が保持するサーバールーム向けに、耐震診断のコンサルティングや建物の免震工事、サーバーを収納するラックの補強対策といったサービスを提供する。これまでユーザー企業に個別対応していたものをメニュー化した。

 耐震診断サービスは、リコーテクノに7人いる1級建築士が中心になってコンサルティングを実施。サーバールームだけでなく、建物全体の強度も診断するという。サービス料金は100万円程度からで、「他社より安い」(ITサービス事業本部ITファシリティ事業推進室の山形起生部長)とアピールする。

 サーバールームの強度が不足している場合、免震工事を提案する。診断サービスと同様、サーバールームだけでなく建物全体を対象とする。ユーザー企業がオフィスを賃貸していて工事が難しいケースもある。その際は、リコーテクノが不動産を仲介する。

 サーバーラックの補強は、ユーザー企業が最も手軽に導入できるメニューとして位置付ける。「制震ラック」は最低料金が40万5300円。週末の2日間程度で工事は完了する。山形部長は「制震ラックを導入すれば、最大で50%ほど耐震強度を高められる」と言う。



本記事は日経ソリューションビジネス2008年2月15日号に掲載した記事の一部です。図や表も一部割愛されていることをあらかじめご了承ください。
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