PR

 大手がしのぎを削るブレードサーバー。本誌のパートナー満足度調査で最もパートナーの支持が高かったのが、日立製作所と日本ヒューレット・パッカード(HP)だ。両社とも中堅・中小企業向け製品を投入し、パートナーの間口を広げる施策に力を注ぐ。支援策では日立が個別商談の人的サポートを打ち出すのに対し、日本HPは教育、情報発信の充実に力を入れる。



 日本のソリューションプロバイダが最も高く評価したブレードサーバーのベンダーは、1位が日立製作所、2位が日本HP。本誌がIT業界の担当者を対象に、製品からパートナー施策までを評価してもらった「パートナー満足度調査」の結果だ。パートナーが評価した2社の強みは何か。「ザ・対決」では、製品とパートナー施策の両面でトップを競った2社の実力に迫る。

誰もが幅広く売れる小型タイプ

 大手各社のブレードサーバーは、これまでに1~2回のモデルチェンジを経ている。日立製作所の「BladeSymphony」は2004年発表の製品シリーズ、日本HPの「HP BladeSystem」は2006年に発表した「第3世代」と呼ぶ製品シリーズが最新世代だ。

 共通する製品コンセプトは、サーバーブレードにストレージやスイッチ、ハブ、テープ装置などを自由に組み合わせ、ブレードシステムによる柔軟なITインフラ構築を実現すること。ただし実装方法は異なる。

 日本HPの製品はストレージやスイッチも同一のブレード規格にして、同じエンクロージャ(ブレードを挿入するきょう体)で利用できるようにした。これに対して、日立製作所の製品はストレージ類を別のきょう体に収容し同一ラックに積み上げる仕様である。

 ここ1~2年の製品戦略で注目されるのは、2社ともに相次いで小型タイプの新製品をラインナップに加えたことだ。日立製作所が06年6月に発売した「BS320」、日本HPが07年9月に発売した「C3000」は、ともに高さを従来のエンクロージャの半分近い26cm台に抑えた。100Vと200V の両方の電源電圧で稼働する点も共通する。



本記事は日経ソリューションビジネス2008年4月15日号に掲載した記事の一部です。図や表も一部割愛されていることをあらかじめご了承ください。
同誌ホームページには、主要記事の概要や最新号およびバックナンバーの目次などを掲載しておりますので、どうぞご利用ください。
日経ソリューションビジネス・ホームページ