PR

 「今後扱ってみたい商材」ランキングの第1位は、セキュリティ製品である。本誌がメーカーのパートナー企業を対象に実施した「第10回パートナー満足度調査」の結果だ。

 多くのソリューションプロバイダにとって欠かせない商材である「セキュリティ製品」。ここで、ソリューションプロバイダから高い評価を得たのは、トレンドマイクロ(1位)と日本CA(2位)である。

 多くのソリューションプロバイダに支持されている2社。だが両社の製品やパートナー施策をよく見ると、大きな違いがある。

強みのある製品分野は異なる

 両社の製品ラインナップには、ほとんど差異がなく、真っ向から対決しているように思える。トレンドマイクロと日本CAはともに、ウイルス/スパイウエア対策やスパムメール対策、アクセス制御などの機能ごとに製品を出荷済みだ。

 しかし、両社の得意分野は重なっていない。トレンドマイクロは、外部からの攻撃を防御するための製品に強みを持つ。これに対し、日本CAは内部からの情報漏洩を防止するための製品を武器としている。

 トレンドマイクロが最初に手掛けたのは、ウイルス対策ソフト。こうしたこともあって、「外部からの攻撃を防御するための機能を備えた製品の品ぞろえでは他社に負けない」(トレンドマイクロの大西基文営業統括本部統括本部長)と自信を見せる。

 さらに同社は、パートナー企業が扱いやすいように、ソフトウエア製品だけでなく、専用ソフトを搭載したアプライアンス製品も用意している。ウイルス対策やスパムメール対策、フィルタリングなどの機能ごとに、ソフトウエアとアプライアンス製品を出荷済みだ。「ここまで徹底している点は当社の強みだ」(大西統括本部長)と言う。

 一方の日本CAはどうか。システム運用管理ソフトベンダーでもある同社は、システム運用管理向けのアクセス制御やID管理といった技術を、セキュリティ製品に転用。日本CAの今野芳弘ビジネス・パートナー営業本部バイス・プレジデントは、「運用管理ソフトの分野で長年培ってきた技術やノウハウを、情報漏洩対策向け製品に注入した」と言い切る。



本記事は日経ソリューションビジネス2008年4月30日号に掲載した記事の一部です。図や表も一部割愛されていることをあらかじめご了承ください。
同誌ホームページには、主要記事の概要や最新号およびバックナンバーの目次などを掲載しておりますので、どうぞご利用ください。
日経ソリューションビジネス・ホームページ