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 日本ヒューレット・パッカード(HP)が、「手軽にシンクライアント化を実現する」ことをうたった端末を今年6月に出荷した。堅ろう性・静粛性を高め、VPN(仮想私設網)接続の安定性を確保する工夫も凝らした。



 「手元にデータを残さないセキュリティの高さや堅ろう性、モビリティなど、ユーザー企業のシステム部門が求める機能をすべて備えたマシンだ」。日本HP の菊地友仁モバイル&コンシューマビジネス本部プロダクトマネージャは、ノート型シンクライアント「HP Compaq 2533t Mobile Thin Client」の特徴について、こう説明する。

 2533tは一見すると、普通のノートパソコンのようだ。12.1インチのワイド型液晶ディスプレイを備え、サイズは幅28.2cm、奥行きは 21.4cm、最薄部の厚さは約2.9cm。重量は約1.36kgである。価格は税込み12万5790円で、一般的なノートパソコンと同程度だ。

情報漏洩のリスクを徹底排除

 だが、内部はパソコンとは“別物”である。ハードディスク(HDD)は持たず、代わりに1ギガバイトのフラッシュメモリーを搭載する。HDDレスにしたことで、基本的にデータを端末に残さないことに加え、USBコネクタやSDカードスロットを出荷時の設定で使えないようにしてある。外出先で利用する端末に付きまとう、情報漏洩の危険性を徹底的に排除しようというわけだ。



本記事は日経ソリューションビジネス2008年8月15日号に掲載した記事の一部です。図や表も一部割愛されていることをあらかじめご了承ください。
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