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 Webアプリケーションサーバーの市場で、富士通と日本IBMが1位の座を巡って、激しく争っている。

 IDCジャパンが今年6月に実施した「国内アプリケーションサーバーソフトウェア市場 ベンダー別売上額実績調査」によると、1位の富士通が23.0%であるのに対して、2位の日本IBMは22.6%である。その差は0.4ポイントだ。

 「昨年は何とかトップを確保したが、差はわずかだった。今後はさらに信頼性を高め、この座を守っていきたい」。Webアプリケーションサーバー「Interstage Appli-cation Server」を手掛ける富士通ソフトウェア事業本部の渡辺誠ミドルウェア事業統括部プロダクトアライアンスセンター長は気を引き締める。

 日本IBMも負けてはいない。「たとえ日本でシェアが1位でなくとも、世界ではトップと自負している。製品の機能にそん色はないはずだ」と、ソフトウェア事業WebSphere事業部のデイビット・ベイト理事は強気の姿勢を見せる。

 両社の製品戦略は大きく異なる。富士通は、Interstage Ap-plication Serverを基幹業務システムのアプリケーション実行基盤と位置付けている。対する日本IBMは、アプリケーション実行基盤よりも「SOA(サービス指向アーキテクチャ)の基盤」という点を前面に打ち出し、先進性をアピールする。こうした考え方の違いは、機能強化のポイントに表れている。



本記事は日経ソリューションビジネス2008年10月15日号に掲載した記事の一部です。図や表も一部割愛されていることをあらかじめご了承ください。
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