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 パソコン利用時に装着し、目の疲労を軽減するとされる「機能性めがね」が人気だ。めがね店各社は注目商品として打ち出し、「日経MJ」の2012年上半期ヒット商品番付にもランクインした。夜間にパソコンやスマートフォンの画面から発せられるブルーライトを見続けることは、体内リズムを狂わす原因の1つと指摘する声もある。そのブルーライトをカットする機能を持つ。

 一方で、眠りに軽い悩みを抱えるスマホ利用者へ向けた“睡眠アプリ”もヒットしている。9月22日時点、iPhoneアプリ配信サービス「App Store」の有料アプリ2位はその名も「睡眠アプリ」だ。同ストアで「睡眠」と検索すると100本以上のアプリが並ぶ。

写真1●iPhoneアプリ「ぐっすり~ニャ」<br>睡眠データを記録することで、ソーシャルメディア上で睡眠の悩みを語りやすくした。
写真1●iPhoneアプリ「ぐっすり~ニャ」
睡眠データを記録することで、ソーシャルメディア上で睡眠の悩みを語りやすくした。
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 そうしたスマホと睡眠との深い関係にいち早く着目したのが、睡眠改善薬「ドリエル」を販売するエスエス製薬である。今年3月にiPhoneアプリ「ぐっすり~ニャ」の無料提供を開始し、1カ月で18万ダウンロードを達成し、現在までにその数は36万回を超えた(写真1)。企業のプロモーション目的のアプリとしては異例のヒットと言っていいだろう。

 ぐっすり~ニャは睡眠状況を記録するアプリで、アプリを起動したiPhoneを枕元に置いておくと、内蔵の加速度センサーが寝返りなどの動きを検知して、その動きを眠りの深さと判断して記録していく。朝はアラーム機能で音楽を流して目覚めを促す。

 眠りの深さは波形で記録され、寝付くまでどれくらいかかったのか、深い眠りが得られたのかなどを判断できる。アプリ画面にはドリエルのキャラクターである猫の「レオニャルド・フミンチ」が布団に入った様子のイラストが表示される。ナイトキャップや耳栓といったアイテムを着せ替える楽しみも用意した。

 このアプリが生まれた背景には、睡眠改善薬市場の縮小があった。ドリエルは睡眠改善薬の先駆けとして2003年に発売され、2007年まで市場は拡大の一途だった。しかし、そこから2011年まで4年間も縮小が続いた。

写真2●エスエス製薬 マーケティング本部 ケアブランド・カテゴリー ブランド・マネージャー 浦嶋 紀久子氏
写真2●エスエス製薬 マーケティング本部 ケアブランド・カテゴリー ブランド・マネージャー 浦嶋 紀久子氏
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 エスエス製薬マーケティング本部ケアブランド・カテゴリーの浦嶋紀久子ブランド・マネージャーは、「医療用の睡眠薬と誤解している人、依存症が出るのではないかと考える人がおり、服用へのハードルが高かった」ことが、市場縮小の1つの要因と語る(写真2)。

 ぐっすり~ニャには、睡眠の悩みを身近にしてソーシャルメディア上でも語りやすくする、そして睡眠改善薬やドリエルへの理解を深めてもらう、そんな狙いが込められた。その成果もあり、今年は市場規模が下げ止まり、上向き傾向にあるという。

 しかし、このアプリをどうやって広めることができたのか。それは単に睡眠とスマホの相性や、アプリの機能が良かったという理由だけではない。周到に設計されたPR戦略も寄与した。

 そこで、「ITpro EXPO 2012」と同時開催される「モバイル&ソーシャルEXPO 2012」では、ブランド・マネージャーの浦嶋氏にぐっすりーニャのヒットの経緯と、得られた成果などを共有していただく講演を企画した。スマートフォンを活用したマーケティングに悩む企業担当者、ブランドアプリの開発を支援する企業などの方々に、ぜひ聞いていただきたい。

【モバイル&ソーシャルEXPOセミナー】
スマートフォン活用マーケティング~睡眠改善薬ドリエル 睡眠記録アプリ『ぐっすり~ニャ』の事例
<10月10日(水)16:00~16:40>

【講師】
エスエス製薬 マーケティング本部 ケアブランド・カテゴリー ブランド・マネージャー
浦嶋 紀久子氏

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