2010年を迎えるにあたり、改めて「情報化」とは何のことか考えようと、インターネットの検索エンジンを使って調べたところ、2009年12月末の段階で1210万件がヒットした。相当使われている言葉である。が、明確な定義はない。多くは「情報化社会」「情報化組織」といった形で使われている。情報のやり取りが活発な社会や組織ということだろう。ただし、これだけでは情報化社会や情報化組織が、投資をしてまで目指すべき理想形なのかどうか、よくわからない。情報をやり取りするのは何のためなのか、目的を明確に記した定義が求められる。素案として、筆者が7年前の2002年10月に、ITproというWebサイトに書いた短文を再掲してみよう。
この記事は有料会員限定です
「日経コンピュータ」定期購読者もログインしてお読みいただけます。
日経クロステックからのお薦め
日経BP 総合研究所がお話を承ります。ESG/SDGs対応から調査、情報開示まで、お気軽にお問い合わせください。
ブランド強化、認知度向上、エンゲージメント強化、社内啓蒙、新規事業創出…。各種の戦略・施策立案をご支援します。詳細は下のリンクから。
「デジタル&ソリューション」をキーワードに、多様な事業を展開しています。
日経BPは、デジタル部門や編集職、営業職・販売職でキャリア採用を実施しています。デジタル部門では、データ活用、Webシステムの開発・運用、決済システムのエンジニアを募集中。詳細は下のリンクからご覧下さい。