ケーススタディー
目次
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未曽有の人手不足にiPadで対応 マニュアル電子化、すぐ戦力に
JR東日本フードビジネス
ジェイアール東日本フードビジネスがiPadを活用した業務改革を進めている。仕事を覚えやすい環境を整え、深刻化する人手不足を乗り切るのが狙いだ。店長の業務時間を年1000時間以上減らす効率化も果たした。
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日中台の人事システム統合 「お値段以上」の人材育成狙う
ニトリホールディングス
人事・給与管理システムを2015年から2017年にかけて刷新した。海外現地法人とのシステム統合によってグローバルな人材活用を進める。日中台を皮切りに、国・地域を越えて人材を育成し売上高3兆円を目指す。
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1粒で2度おいしいSCM変革 適正在庫と廃棄ロス削減を両立
江崎グリコ
江崎グリコがSCMシステムを刷新し在庫の適正化に挑んでいる。生産現場を見える化し廃棄ロスを減らす体制も築いた。稼働の3年前から新たな業務プロセスを先行導入、入念な準備を重ねた。
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「ゆいまーる」の心で働き方改革 ITで仕事を可視化、稼働率6割増
オリックス・ビジネスセンター沖縄
オリックス・ビジネスセンター沖縄は業務の可視化で効率を高めている。独自システムを導入して社員1人ひとりの作業時間を計測して分析。忙しい部署を時間に余裕がある部署が支える助け合いの体制を整える。
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銀座の商機は閉店間際に システム刷新で経験則を実証
マロニエゲート
マロニエゲートは業態転換に伴い顧客管理システムを刷新した。「プランタン銀座」時代の会員カードに代わりスマートフォンアプリを採用。休日の閉店間際は購買率が上がるなどの経験則をデータによって実証できた。
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個人向け融資の新サービス 国内初、AIで信用度を自動算出
みずほ銀行、ソフトバンク
みずほ銀行とソフトバンクは9月に個人向け融資の新サービスを始めた。AIを活用して利用者の信用度を数値化、貸付利率を柔軟に変えられる。若手の社会人や学生がスマートフォンで手軽に使えるように工夫を凝らした。
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ITと若手が導く働き方改革 すっぴん補正、男性にも好評
資生堂
資生堂が若手主導の働き方改革を進めている。ITで社内のやり取りを活性化させ、働く場所や時間の制約も取り払った。メーキャップのノウハウをITと融合し、女性社員を助けるアプリも活用する。
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超高速開発で「内製」強化 200の乱立EUC、刷新へ種まき
サカタのタネ
サカタのタネがシステム部門による「内製」力の育成と強化に挑む。社内に乱立する部門システムを超高速開発で刷新。データの一元管理とシステムガバナンスの確立も狙う。
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東阪で勘定系を交互運用 システムも「年中無休」へ
セブン銀行
ほとんど前例のないシステム運用方式で災害対策と連続運転の両立に挑む。メーカーの標準機能だけでは機能や性能の要件を満たせないことが判明。独自の作り込みと検証を重ね、24時間365日連続運転のめどをつけた。
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データ分析にAI導入 すぐ本領、専門家より高精度に
三井住友カード
三井住友カードは2017年4月、新しいデータ分析システムを本格稼働させた。AI(人工知能)を組み込んだツールを採用、現場主導の活用体制を整えた。与信や販促の精度が高まるなどの効果を得ている。
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RPA導入で生産性2倍に 会社の成長、縁の下で支える
大和ハウス工業
大和ハウス工業は2017年2月、PCの操作を自動化するRPAツールを導入した。定型的な事務作業をこなす「ソフトウエアロボット」を開発。勤怠関連の確認作業にかかる時間を従来の半分に減らせた。
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[体制]160億円を投じ基幹系刷新 汎用機とCOBOLに決別
楽天カード
楽天カードは2017年7月、クレジットカード業務全般を担う基幹系システムの刷新を完了した。メインフレームのCOBOLアプリケーションをオープンシステムのJavaアプリケーションにツールで移行する「リホスト」を断行。約3年と160億円を投じた。
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[活用]営業担当者1500人の働き方改革 SFAやメールを外部で利用可能に
NTT西日本
NTT西日本(西日本電信電話)は2017年4月から営業担当者1500人に、PCとしても使える日本マイクロソフトのタブレット「Surface Pro 4」を順次配布している。担当者は顧客情報や商談情報、提案資料などを格納したSFA(営業支援システム)が稼働する「業務環境」や、メールやスケジュール管理…
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[技術]世界最大級の「SAP HANA」稼働 18TBを瞬時に分析、8カ月で構築
NTTドコモ
総データ容量は18テラバイト(TB)で最大180TB超まで拡張でき、数十TBのデータもまばたきするうちに分析できる――。NTTドコモは販売実績や顧客満足度に関するデータを高速に分析するシステムを新規構築、2017年3月に稼働させた。欧州SAPのインメモリーデータベース(DB)ソフト「SAP HAN…
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[体制]業務改革とクラウド移行を断行 処理遅延の危機を乗り切る
ミサワホーム
2017年4月、総合住宅メーカーのミサワホームは2016年度(2017年3月期)の連結決算処理を完了した。売上高3998億円(同)の同社は1月にトヨタホームの子会社となった。今回がトヨタホーム傘下での初の決算となる。
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[技術]高速バスの重大事故ゼロに 耳たぶのセンサーで眠気を検知
WILLER EXPRESS JAPAN
「大丈夫ですか?疲れがたまっているようですから次のパーキングエリアで休憩してください」。東京から名古屋に向けて走る高速バスの車内で、車載携帯電話から声がかかる。
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[体制]1200億円投じ基幹系刷新 仕様書作成を利用部門の仕事に
かんぽ生命保険
「今世紀最大規模のコンバージョン(変換)を無事に乗り越え、2017年1月4日からサービスインした。(予定通りの稼働で)新年早々安心した」。日本郵政グループのかんぽ生命保険の石井雅実社長(肩書きは稼働当時、以下同)は2017年4月、記者懇談会の挨拶をこう切り出した。
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[活用]ストレージをフラッシュ型に刷新 会計処理15倍速く、働き方改革も
ゆうちょ銀行
「決算処理がすぐ終わるようになったよ、ありがとう」。ゆうちょ銀行の情報システム部門にはこんな声が利用部門から寄せられている。
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[技術]先進IoTで冷蔵庫を見張る SIGFOX採用、通信料は年千円
ストロベリーコーンズ
宅配ピザ販売店「ナポリの窯」を全国に130店展開するストロベリーコーンズは2017年2月、冷蔵庫に温度センサーを取り付けてインターネットにつなぎ、食材の廃棄ロスを減らすIoT(インターネット・オブ・シングズ)システムを稼働させた。本社社員やスーパーバイザーなどが24時間、外部から店の冷蔵庫の温度を…
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[戦略]180システムを7割減らす 40年使ったメインフレームを撤廃
日清食品ホールディングス
日清食品ホールディングス(HD)は2017年1月28日、グループで使ってきた富士通製メインフレーム「FUJITSU Server GS21 1400」をコンピュータ室から撤去した。2011年から進めてきたグループの全システムを刷新するプロジェクトは一つの節目を迎えた。
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