社長の疑問に答えるIT専門家の対話術
目次
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[第87回]心の健康維持に役立つ 「やる気の出し方10選」
企業にとって働き方改革や残業時間の削減が急務となっている。その狙いは複数あるが、社員の心身、とりわけ「心の健康」を維持することが最大の狙いと言ってよいだろう。
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[第86回]プロジェクト成功の心構え 成算・意志・踏み込みが必須
プロジェクトの成否に経営者は多大な関心を持つ。「成功させる心構えとして『せ・い・ふ』がある」「成算・意志・踏み込みが担い手に欠かせない」プロジェクトマネジメントの第一人者、元日本IBMの冨永章氏の指摘だ。
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[第85回]自分にも部下にも欠かせない 「一生食べていけるキャリア」
「仕事の経歴(キャリア)」を意識して行動する。部課長にとっても部下にとっても重要事である。生涯活躍できる能力と姿勢が身に付いているだろうか。その有無が分かる「10の質問」を紹介する。
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[第84回]本業の調達コストを劇的に下げる オープン標準を今こそ採用しよう
本業で使う製品やシステムの調達コストを大きく減らす。永遠の課題に「オープン標準」を適用する動きが出てきた。欧米のプロセス産業が制御機器の標準を策定しつつある。その取り組みは社長にもシステム責任者にも参考になる。
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[第83回]CIOの昇進先に「CCO」がある ポジティブな顧客体験を創出へ
CIO(最高情報責任者)やIT責任者の新しい昇進先がある。「CCO(チーフ・カスタマー・オフィサー)」である。任務は顧客にポジティブな体験を提供すること。CIOからCCOに昇進した米企業幹部に具体策を尋ねた。
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[第82回]「ソフトが分かる人」の増やし方 米国流は難しい、日本流で行こう
デジタルビジネスにはソフトが分かる人が欠かせない。米国企業は幹部や開発部門にソフト人材の登用を急ぐ。トップダウンの人事がしにくい日本企業はどうするか。社内ローテーションなど“日本流”で行くしかない。
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[第81回]経営陣は新技術に期待を抱く 技術陣は「利用像」の共有を
経営陣の新技術への期待は技術陣のそれよりも大きい。期待する新技術の1位に経営陣は「IoT」を選んだ。だが「導入効果が不透明」「人材不足」という声もある。技術陣は新技術の利用像を描き、経営者と共有しよう。
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[第80回]今後期待される新技術ランキング 上位は「命に関わるテクノロジー」
企業人が期待する新技術ランキングを調べてみた。医療や安全など「命に関わるテクノロジー」が上位に入った。IT責任者も時には「命」について考えてみてはどうか。経営者から問いかけられる可能性もある。
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[第79回]全体を把握する力が最重要 「持論」を書いて身に付ける
事業や組織の全体を把握する力が最も重要である。それを「コンセプチュアルスキル」と呼ぶ。仕事上の持論を書き、他人に説明することで身に付く。経営者と対話する際にもこの力が欠かせない。
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[第78回]システム部課長は役員を目指せ 「社長が求める人」になる習慣を
情報システム担当の部課長は役員を目指すべきである。自分がならない限り、“素人”の役員が上に来てしまう。社長が役員にしたい人の資質を述べた本は参考になる。資質の有無を自問自答し、不足を補う習慣を付けよう。
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[第77回]“売れる”システムを用意しよう IT部門にもマーケティングが必要
IT部門も「マーケティング」に取り組む必要がある。社内外の“顧客”の問題に対し解決策を提示するためだ。「売れる商品づくり」を唱える社長の期待にも沿う。ハイテクマーケティングの方法論を踏襲すればよい。
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[第76回]“第4次産業革命”は本当か 産業の前に社会や人が変わる
AIやIoT、第4次産業革命の記事が1月の新聞で目立つ。「本当に変わるのか」と社長が尋ねてきたらどう答えるか。ICTによる今後10年の産業変化を展望した報告書を紹介する。社会や人が先に変わり、産業を変えていく点が新しい。
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[第75回]2017年の世界はこう変わる 注目は“仮想アシスタント”
2017年、世界の経済や産業そしてITはどう変わるだろうか。英エコノミストの予測誌The World in 2017の展望を紹介する。各産業にITが影響を与え、CRMやSCMへの支出が伸びる。注目技術は「バーチャル・パーソナルアシスタント」である。
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[第74回]顧客が離れた真の理由 その気付きから改革へ
「顧客を中心に据え、経営者とIT責任者が対話する」「企業が目指す全体像を描き、文書にまとめる」「システムは再利用可能なブロックを組み合わせて創る」21世紀のイノベーション施策を藤枝純教氏はこう語る。
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[第73回]経営改革の前提は「知識基盤」 用意するのはシステム部門
「企業を表現したナレッジベース(知識基盤)が必要」。エンタープライズアーキテクチャ提唱者はこう指摘する。経営幹部が話し合える基盤は経営改革の前提と言える。それを用意するのは情報システム部門である。
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[第72回]社長の疑問に答える IT専門家の対話術
「錬金術では何が出来上がるか分からない。出来上がったものをもう一度作ることも難しい。元素の周期表がなかった時代はそうだった。今日のITの世界はどうだろうか。
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[第71回]経営者だけが実行できる 動かないコンピュータ対策
過去35年間、動かないコンピュータの原因は大同小異である。汎用機とクラウドを熟知したベテランから対策が寄せられた。業務を意識した設計、開発するシステムの分割が有効である。開発に関して全社の意識改革を経営者が進めなければならない。
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[第70回]35年で拡散したソフトウエア 価値と危険を経営にどう伝える
ソフトウエアについての意思決定に経営者が直接関わる時代になった。経営、組織、事業、業務の全てに変化をもたらす性質があるからだ。だが、企業内にだけあったソフトが今では企業の内外に拡散している。IT専門家はソフトの管理方針を決め、経営者の理解を得る必要がある。
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[第69回]35年経っても無くならない 「動かないコンピュータ」
情報システムの失敗事例「動かないコンピュータ」は無くならない。コンピュータの“transformative”な性質に人が振り回されるからだ。その性質が価値を産むが危険ももたらす。性質それ自体は不変である。IT部門やIT専門家は今後も経営者や利用者と対話し、協力を求め続ける。
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[第68回]社内が縦割りで協調がない 社長の悩みをモデルで解く
「社内の各部門の間に対話がなく、協調できていない」こうした疑問を抱く社長は多い。どう答えたらよいだろうか。政府CIO補佐官の南波幸雄氏は「概念データモデリング」を勧める。部門の担当者が集まって実施すれば共通の理解を深められる。
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