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 コベルコシステム(神戸市、酒井哲夫社長)は、システムの保守・運用サービスを安価に提供するため、新しい料金体系を導入した。これまでは、あらかじめ一定の保守要員を確保しており固定費でサービスを提供してきたが、新しい料金体系ではトラブルが発生したときだけ支払うなど、サービスの内容に応じて料金を支払う従量制を採用した。トラブルの内容や対応などサービスのメニュー項目ごとにポイントを決め、ポイント数によって料金を計算していく方式で、メニュー項目などはユーザー企業の要望に応じて見直していく。状況に応じて要員を手配するため、固定費の場合と比べるとユーザー企業は大幅なコスト削減につながるという。

 新しい料金体系は、SAPジャパンのERP(統合基幹業務システム)ソフト「R/3」を導入したユーザー企業が対象。コベルコシステムはR/3関連の技術者を集めた「AMS(Application Management Sevice)センター」(写真)と呼ぶ保守・運用の拠点を7月に開設しており、ここから遠隔でユーザーをサポートできるようにした。コベルコシステムは95年からR/3のERP事業を展開しており、既に55社のR/3ユーザーを持つ。保守・運用のサービスをユーザー企業で共通化できるため、従量制に変えても今までと同レベルのサービスを提供できるようになったという。低コストを武器に、コベルコシステム以外のR/3ユーザーでも保守・運用の業務を請け負っていきたい考え。

 AMSセンターには当初、約10人の専任技術者を置き、約7億円の売り上げを目指す。今後は中国におけるR/3ユーザーの保守・運用を請け負ったり、ERP以外だけでなくパソコン関連などユーザー企業におけるシステムのヘルプデスク業務、システムのアウトソーシング事業などにも展開していく方針。3年後をめどに要員を90人に増やし、20億円規模の事業にする計画である。

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