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 ジャスダック証券取引所は8月29日午前から,証券売買の取り引きを全面的に停止している。11時15分現在でも停止の状態が続いている。

 原因についてジャスダック証券取引所は「現在調査中で,再開の見込みも立っていない。障害がネットワークによるものかシステムによるものかも不明」(広報)としている。

 現在,利用できなくなっているのは証券会社にジャスダックの端末を置いて発注作業を行う「直結接続」である。証券会社側のアプリケーションからジャスダックのシステムに問い合わせて発注作業を行う「API接続」は利用可能。しかし「接続の方式だけで取り引きに差がでるのは問題」(同)との判断から,両システムとも停止する措置を採った。

 ジャスダックは8月29日から,時間外の「立会い外取引」の受発注を行う新システムを導入したばかり。従来のファクシミリでのやり取りから,コンピュータ・システムに置き換えた。このシステムが初日である29日朝から稼働せず,本システムにも影響が出てしまった。「原因が分かり次第,記者会見を開いて説明をする」(同)という。