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 オービックビジネスコンサルタント(OBC)は8月29日、中小企業を主なターゲットとした業務パッケージ・ソフト市場に進出すると発表した。システム・インテグレータのワァットコミュと共同で新会社「ビズソフト」を設立。同社が中小企業向けのパッケージ・ソフトを開発、販売する。OBCは、「OBCの業務アプリケーション市場での実績と、中小企業向け製品に強いワァットコミュの開発力を融合させる」としている。

 ビズソフトが開発する新製品の主なターゲットは、年商10億円以下、従業員は30人以下の規模の企業である。競合製品としては、弥生の業務パッケージ「弥生」シリーズや、日本デジタル研究所(JDL)の「JDL IBEX」シリーズを想定している。

 OBCの主力製品「勘定奉行シリーズ」は年商300億円未満の中堅企業向けの製品だ。中堅企業では、「情報システムの専任担当者もいる場合が多く、社長が自ら経理をこなすような30人以下の業務パッケージとは、必要な機能などが異なる」(ビズソフト)という理由から、OBCは別会社としてワァットコミュと新たな会社を設立した。ワァットコミュは、弥生(旧インテュイット)の開発者が2002年3月に興した会社のため、ワァットコミュの開発経験を新製品に生かす狙いだ。

 ビズソフトは今年12月に第1弾の製品として、会計パッケージを出荷する予定。「パソコン・ソフトを取り扱う量販店などでの販売が主になる。今後3年間で売上高10億円を目指す」(ビズソフト)としている。ビズソフトは6月末に登記が完了し、8月末から本格的に営業活動を開始。現時点でビズソフトの社員数は20人弱。ワァットコミュやOBCからの転籍者が中心である。