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 モバイル機器とグループウエアのデータを同期できるソフトを開発・販売するインテリシンクは8月31日、新型携帯電話に対応した「Intellisync Mobile Suite 6.4J」を発表した。

 新たに、NTTドコモの「M1000」、ボーダフォンの「702NK」、NTTドコモの「900i/901iシリーズ」、ボーダフォンの第3世代(3G)携帯電話で動作するクライアント・ソフトを開発。これまで、携帯電話のWebブラウザからインターネット経由でしかグループウエアの情報を見ることができず、アクセスに時間がかかったり、使い勝手が悪いといった問題があった。新しいクライアント・ソフトを使えば、グループウエアのデータを携帯電話に取り込んだ上で、携帯電話上でデータを見ることができる。

 M1000と702NKはいずれもSymbian OSを搭載した端末で、今回Symbian用のソフトを用意した。このソフトを使えば、メール、アドレス、スケジュール、仕事、メモの各情報をグループウエアと同期を取り、携帯電話上で最新情報を見ることが可能だ。グループウエア側で新着メールや新規予定が登録されると、自動的に携帯電話に情報を送るため、同期を取るために携帯電話から操作する必要がない。メーラーやスケジューラなどは、携帯電話自身が備える機能ではなく、クライアント・ソフトの機能を利用する。端末が盗難、紛失に遭った場合には、管理サーバーからデータを消す機能も用意した。

 一方、900i/901i向けはiアプリ、ボーダフォンの3G向けはVアプリとして提供する。M1000と702NKと比べて同期できる項目が少なく、スケジュールとアドレスだけである。同期の対象となるのはiアプリ、Vアプリ内のスケジューラやアドレス帳のデータになる。自動的に端末に情報を送信する機能は備えないが、遠隔からのデータ消去には対応する。

 サーバーソフト「Intellisync Mobile Suiteサーバ」も機能を強化し、新たにネットワーク経由でクライアントにソフトウエアをインストールできるようにした。これまではパソコンを経由してインストールする必要があった。また、DMZ(ファイアウオールによってインターネットと社内ネットワークから隔てられたエリア)に「セキュア ゲートウェイ サーバ」を設置して、インターネットからの接続を中継できるようにした。これにより、Mobile Suiteサーバをファイアウオールの内側のセキュリティが高い場所に置けるようになった。

 Mobile Suiteサーバは8月31に出荷を始める。クライアントの出荷日程は以下の通り。702NK用は9月15日、M1000用と900i/901i用は9月30日、ボーダフォンの3G端末用は10月31日。auのEZアプリ(BREW)用クライアントも開発中で、年末から年明けには提供する予定。価格は、メールやPIM機能のクライアント・ライセンスが1万2000円(50ユーザーから)。