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 ニコンは2005年9月1日,無線LAN機能を搭載した小型デジタルカメラ「COOLPIX P1/P2」を発表した。USBケーブルやメモリーカードを介することなく,撮影した画像を無線LAN対応のパソコンに転送できる。有効画素数は,COOLPIX P1が800万画素,COOLPIX P2が510万画素。どちらも撮像素子の大きさは1/1.8型で,光学3.5倍のズームレンズを搭載する(焦点距離は35mm換算で36~126mm)。価格はオープン。推定実売価格は,COOLPIX P1が5万円前後,COOLPIX P2が4万円前後。COOLPIX P1は2005年9月23日,COOLPIX P2は2005年10月に出荷を開始する。いずれも大きさは幅91mm×高さ60mm×奥行き39mmで,質量が約170g。

 無線LAN規格はIEEE 802.11b/g。初回の接続時には,デジタルカメラとパソコンをUSBケーブルで接続し,パソコンに接続設定用のソフトウェアをインストールする。このソフトウェアのウィザードにしたがって接続対象のSSIDやWEPキーなどを入力し,デジタルカメラに転送する。設定完了後は,パソコンが接続可能なデジタルカメラを自動的に検索する。パソコンとデジタルカメラを1対1で接続することも,アクセスポイントを介して接続することもできる。

 画像転送プロトコルには「PTP/IP」を採用している。PTP/IPは,ISOが定めたUSB用の画像転送プロトコル「PTP(Picture Transfer Protocol)」を,TCP/IP用に改変したもの。米FotoNation社が作成し,2004年9月に仕様を公開した。ニコンは2004年に,デジタル一眼レフカメラ「D2X」向けの無線LANアダプタで採用している。