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 中古車オークションを手掛けるオークネットは、年内にも中古パソコンのBtoBオークションを始める。参加者を法人に限定した中古パソコンのネット・オークションは国内初となる。サービス開始時期は未定だが、11~12月には第1回目のオークションを開催する模様だ。

 同オークションの特徴は、商品の回収から、データの削除、商品の査定、配送、決裁処理まで、オークションにかかわるすべての商流をオークネットが担当する点。オークションの参加者は、商品の出展や落札などをネット・オークションの画面上で指示するだけでよい。入札の判断材料とするため、同社の専門検査員による商品の評価や、相場情報などもオークション参加者に提供する。

 オークネットは年末までに120社の会員を集め、毎週1回のオークションを実施。開催当初は、1回当たり約1500台の出品を目標にしている。オークションにかかる費用は、大口顧客を対象にした「A会員」の場合、年間費が12万円。このほかデスクトップ・パソコン1台当たり、検査料が500円、出品料が200円、成約料が300円、落札料が500円かかる。小口顧客や出品限定顧客のための料金も別途用意する。

 販売店間で商品を融通し合う仕組みが乏しかったため、これまで中古パソコン市場は、独自の販路を抱える大手量販店の独壇場となっていた。その他には、オークション・サイトを通じて、個人間で売買する程度である。BtoBオークションの登場で、これまで中古パソコンを取り扱わなかった中小パソコン・ショップや、パソコンの大口顧客を抱えるSIベンダーが、中古パソコン市場に参入する公算が高い。