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 システム・インテグレータSRAの子会社であるアフリエイトアドは9月6日、インターネット広告事業「ほむぺ」の営業を開始した。「新しい形態の広告事業だが、成功する自信はある。2006年3月までには、少なくとも月に1000万円を売り上げる」とアフリエイトアド林香社長は語る。

 アフリエイトアドは、Webサイトにバナー広告を掲載して広告主から広告料を徴収する。一見、従来のインターネット広告事業者と変わらないようだが、「ほむぺ」では自宅のパソコンをサーバーとして外部に開放して広告収入を得る「ホームオーナ」を募り、共同で広告料を稼ぐ仕組みを用意する点が大きく異なる。

 具体的には、アフリエイトアドは以下のような仕組みを用意する。まず、アフリエイトアドが募集したホームオーナは、自宅で不要になったパソコンなどをサーバーに転用し、いわば“個人ホスティング事業者”になる。アフリエイトアドはホームオーナが、サーバー運用に必要なツール群やOS「Turbolinux 10 Desktop」、独自ドメインなどを9月12日から無償提供する。さらに、バックアップやセキュリティ・パッチの自動更新など、遠隔からサーバー運用を支援する。

 ホームオーナは、自らが運営するサーバー上でWebサイトを開設する「ユーザ」を集める。ユーザは各自のWebサイトを開設。アフリエイトアドは、そのWebサイトにバナー広告を掲載する。バナー広告による収入をアフリエイトアドとホームオーナで配分する。「ホームオーナとユーザ間での利益の分配は各自の判断に任せる」(林社長)。

 アフリエイトアドはホームオーナに対し、利益を上げるための自助努力を期待する。「より多くの広告収入を得るためにバナー広告の露出を高めようと、どんどんユーザを勧誘して欲しい」と林社長は語る。ユーザを勧誘するための手段として、アフリエイトアドはユーザ向けのWebサイト作成ソフトをホームオーナに無償提供する。今後はブログ作成ソフト、チャット・ソフトなど、1カ月に一つずつ新しいアプリケーションを拡充していく。

 アフリエイトアドは今回の実サービス開始に先立って、今年2月から6月の間、100人のホームオーナを募った実証実験を実施した。その結果、同規模であれば全体で1日に1万クリックを広告主に保証できることが分かった。この結果をもとに広告主を募る。すでにライブドアマーケティングとの契約が決まっている。