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 日本キャップジェミニは10月1日付で、社名を「ザカティーコンサルティング」に変更すると発表した。同社の親会社である仏キャップジェミニはNTTデータと今年7月に業務提携し、日本キャップジェミニをNTTデータの子会社とすることで合意していた(関連記事)。今回の社名変更は、これに伴うものだ。

 10月1日付で、ザカティーコンサルティングの会長には日本キャップジェミニの印藤公洋会長が、同社長には、井上英也氏が就任する。井上新社長は、NTTコミュニケーションズの取締役や日本情報通信コンサルティングの代表取締役社長などを歴任、直近では経営資源システム研究所の東日本事業部長を務めていた。さらに、NTTデータから榎本隆氏(取締役執行役員 経営企画部長)と荒田和之氏(執行役員 製造・流通ビジネス事業本部長)の2人を非常勤の取締役として派遣する。

 今回の日本キャップジェミニの社名変更に限らず、ここ数年コンサルティング業界は買収や提携に伴う機構改革が相次いでいる。そのためコンサルティング会社の実態がつかみにくく、ユーザー企業は最適なコンサルティング会社選びが難しくなっている。そこで本誌は、コンサルティング会社の動向やコンサルティング会社探しの参考になる情報を提供するため、特集を組んだ。その全容は9月19日号特集をご覧いただきたい。